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科学

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膀胱癌・続報

さぼ郎
まず、発症。主として痛みを伴わない血尿が、信号のようです。

男性では10番目に多い癌だそうです。10万人あたり25人。喫煙が多くの場合の原因とされているようです。しかし、喫煙しないヒトでもそれなりの発症があるので、他の原因も考えられているようです。

清水

科学的にはっきり証明されているわけではありませんが、昔からキレイな水の地域には膀胱癌が少ないとされているのだそうです。

膀胱癌
順天堂大学医学部泌尿器科に記事にリンク ↑

経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-Bt

「経尿道的」というのは、お腹を切り裂くのではなく、尿道から器具を膀胱に入れること。

つまり、経尿道的に腫瘍(癌)を削り取ることを「TUR-Bt」というようです。

これは、「表在がん(T1)」までは、この処置のようです。T2以上になると、もう少し面倒な手術になるようで、最悪は、全摘し尿の経路変更術を行わなわなければならないとのことで、結構大事になります。

前立腺癌ではロボットによる手術が保健の摘要になり、傷が小さい、出血が少ない、負担が少ないと結構尽くめですが、膀胱の全摘は保険外診療のようで、全額自費負担になるとのことです。

日医大の説明では、セカンドTURは世界的潮流だとのことです。つまり、一回切除した部分を再度切除し、再発防止のために注入療法を行うとのこと。

それは図のTisのような広がりを持つ上皮内癌に対しては、「BCG」を膀胱内に入れるのだそうです。BCGって、子供の頃にワクチンを射ちましたよね。

牛

説明によると、牛の弱毒結核菌を膀胱内に入れると、膀胱の免疫反応により膀胱癌細胞も破壊してくれるのだそうです。が、炎症反応が極めて強く重症の膀胱炎のような症状が出たり発熱を起こすことがあるようです。

BCGを使う場合もあれば抗がん剤を使うこともあるようで、膀胱癌の深さや広がりや癌細胞の性質に応じた選択になるようです。

BCGの有効性は高いようですが、副作用が強いことが欠点とされています。

表在性癌ではTUR後、1年目は3ヶ月ごとに内視鏡検査と尿細胞診検査を行います。

再発がなければその後の2~5年間は6ヶ月ごとに行います。

5年以降は1年に1回ですが、原則として10年以上続けます。腎臓(腎盂)・尿管などの上部尿路腫瘍発生に対する診断検査は1年に1回くらいとのことのようですから、長い付き合いになるようです。

10年も経てば、他にも癌やら心筋梗塞、脳梗塞、肺炎など、他にも疾病が多発してきそうですし、そうこうするうちに認知症にもなるでしょうから、この世とのお別れを検討するべき時期に差し掛かることは必至で、死に方も研究しなければなりません。

死

長く生きることだけが善であるとも思えないので。

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