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週刊誌「Newsweek」雑感

さぼ郎
先月までNewsweekを毎週買っていました。1週間で読むのにはちょうどいいかなと思っていたのですが、いくつかの問題点があったのと、その解決法が見つかったので、記事にしてみます。

欠点は、紙が光るという点です。ちょうど、机において読もうとするとライトの具合なのでしょうけれど、紙が光って読みにくいのです。

これって、年間購読を躊躇するくらい結構致命的な欠点でした。それと、心の卑しさから、1冊460円なのですが、お金を払うと、どうしても全ページを読もうとしてしまい、そうなると他にも読むものもあるので、1週間で読み切るのが結構大変になってきます。

解決策は、図書館で少しタイミングが遅れるのですが、借りることができることがわかりました。

借りるとなると、現金なもので興味のないところは読み飛ばしてももったいないという気が起きなくなります。

机で広げて読むと、紙が光るので寝転んで読むことになるのですが、1冊、興味あることろを読んでいきますが、それを「input」とすると、inputした記事の内容を誰かに伝える(output)事ができるかとなると、およそ、記憶に残りません。

で、記事タイトルと記事の要約でもノートに書き留めようとしたら、読んだはずの記事を初めて読むような感じなのです。

過日は、このようなことがありました。

飲み会の席で、ある人が疑問に思ったことがあったので、「それ調べます」と申し出たのは良いのですが、翌日になったら、「調べる」と約束したことは覚えていたのですが、何を調べるのかを忘れてしまっていました。

そこで、疑問を提示した人に直接、お尋ねしたら、その人も何を疑問に思ったかを忘れてしまっていました。

このような調子ですので、Newsweekをどのように読もうが、記憶に留めることはとても難しいわけです。Newsweekに限った話ではないのですが。

ノートを豆につけることを「output」だと本に書かれています。しかし、ノートにいくら整理して書いたところで、どんどん忘れていきます。どうしても覚えたければ、ノートに書いて、何回も何回も読み返すことなのでしょうけれど、それで仮に記憶したところでなにかに役に立つわけでもありません。

アウトプット大全」という本を買ってきて毎日少しずつ読んでいますが、ノートには見開き2ページにまとめて、右下に、ポイント(要点)を3つくらいに書き出す。その下に「To Do」を3つくらい書き出して、その「To Do」を毎日見ながら行動につなげていくのだそうです。

しかし、Newsweekでサウジアラビアとトランプ政権に隙間風が吹き出したというような記事をA4見開き2ページに纏めたからと行って、要点は3つに絞ることはできそうですが「To Do」としては、何もやることはありません。

To Do」の伴わない知識は全てムダだとすると、まず、歴史や文学は、ほとんどムダということになります。

この歳まで生きても、いまだに何がムダで、なにが有用なのかも、皆目わかりませんし、ムダなことでも記憶に鮮明に残ろこともあれば、有用な(あるいは忘れてはいけない)情報なのに、綺麗さっぱり忘れてしまうことも多々あります。

まことしやかなガセネタのお多い「日経サイエンス」ですが、9月号の中で「時空とはなにか」「意識とはなにか」「どこまで小さなスケールで自然を操作できるか」「アスピリンの抗癌作用」をA4で20ページほどコピーして、これをA3に拡大して少しずつ読んでみようとは思いますが、ウソっぽいと思ったら、即、裏紙にしていきます。

家に変えると与謝野晶子の「私の生い立ち」を読もうと思っています。今日は、図書館に「江戸の骨は語る」が届いたので、これも読まなければなりません。

江戸の骨は語る」は宣教師シドッチではないかと言われています。遺骨は3体あって、1体はトスカーナ地方のDNAだそうです。他の2体は、シドッチによってキリシタンの洗礼を受けた長助とはるの夫婦だろうということのようです。

シドッチは新井白石が取り調べをし、どういう経過であれ、切支丹屋敷で獄死しています。藤沢周平の「市塵」を読んでいないので、どういう展開になっているのかは不明ですが、とりあえずは江戸の骨は語る」を読むことから始めようと思っています。

しかし、これとていくら「input」したところで行動につながる「output」は無いわけですがせめては小日向1丁目の切支丹屋敷跡にでも、行ってこようかと思っています。

input」→「outputTo Doaction

どのみち、いまさらなにかを学んだとしても結実することなどありはしません。結実するなら、とっくに結実していたはずです。

つまり、人生は「収斂系」の人と「拡散系」の人がいるわけで、とかく、拡散系の人生には結実は無いような気がしています。そして、本を読めども読めども、記憶は拡散してしまいます。

そういえば知己から「靖国史観」を読むようにと電話をもらってもいました。赤紙1枚で南方のジャングルを徘徊するような時代でないことに感謝ですね。

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