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自主調査

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【集計結果】自主調査・23本の矢

さぼ郎
お誘い

11月15日 日曜日 17時から
銀座山荘で、
マネーは国境を超えない
―為替の仕組みからマネー量を考える―

ということで、国際金融についての勉強会があります。

講師は、新進気鋭の研究者であるPh.D.近廣昌志さんです。

近廣昌志さん

概要としましては、
・海外投資で国のマネー量が増減しないこと。
・マネーは中央銀行が直接増減させることができないこと。
・それ故に,マネー量と金利との関係性が遮断されていること。
とのことであり、国際間での資金移動によってマネー量が変化することはないという観点から、様々な事象について学究的立場からではなく、世間話的に分かりやすく説明もし、議論もし、質疑もしていく学びの会です。

是非、詳細内容のページを参照して下さい。ワタシのような凡愚には「財政と金融」などと言われても、自分との関わりで考えることができません。しかし、政策を担っている政治家を選出しているのは有権者です。

円安に誘導すればデフレから脱却できるなら、なぜ、黒田総裁になるまでの日銀は、そうしなかったのか?

円安にすれば株価が上がり、景気が良くなるとしても、輸入物価は上がるわけで内需を阻害しないのか?

金融資産の含み益が株価上昇に比例して増大したのなら税収も大幅に増えているはずなのに、わずか2%の消費税にこだわるのはなぜか?

いくらでも疑問が出てきます。日曜の夜の、リラックスし翌週に備える時間帯でありますが、奮ってご参加下さい。



で、本題。

10月12日に「三本の矢」ということで、みなさんのご意見をお伺いいたしました。80を超えるご意見をいただき、その中から、汎用的と思われるご意見を拾い出しましたら23本になりました。

そこで、二次調査といたしまして「23本の矢」について10月21日に再度、事象調査にご協力を願いました。

10月29日に締め切らせていただきました。

メール送信数:314
クリック総数:237件(調査画面参照回数)
回答数:82

回答率:26.1%(回答数÷メール送信数)

グランドトータル

男女構成比
男女比

年齢構成比
年齢構成比

50代、60代で過半数超えですが、30代、40代もがんばってくれています。次世代の可能性を思わず感じてしまいます。

各設問に対する集計値は分析ツール(Excel)をダウンロードして参照してみてください。

ダウンロード

偏差値で計算してみると

■重視する度合い
重視度
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重視度偏差値上位5位
自らの考えを持つ(25.8)
日常生活をきちんと過ごす(16.5)
経済的余裕を作る(11.8)
趣味で生涯現役(8.2)
交友関係を密にする(7.8)

重視度偏差値下位5位
映画・海外ドラマを見まくる(-19.8)
書道を習い、字をうまくする(-17.8)
ボランティア活動をする(-9.1)
地域交流に力を入れる(-8.1)
芸術にいそしむ(-7.1)

上位はとてもまっとうな視点です。結局、老いも若きも、富める者も貧しき者も、強き者も弱き者も、まっとうな視点を重視していると感じました。

逆に下位を見てみると、ワタシなどの凡愚から鑑みるに、自分がどのように生きたとしてもこれから小便漏れるような感動などするはずもなく(他の要因で漏れることは考えられる)、映画やドラマで感激するのは大いに有りです。

また、これから自分の番が来るまで会葬の機会が増えると思うので、個人的には字がうまくなりたいです。

■達成する見込み
達成の見込み
画像を拡大 ↑

達成度偏差値上位5位
自らの考えを持つ(25.0)
背伸びをしない(18.2)
趣味で生涯現役(11.8)
欲しいものを我慢せずに買う(9.3)
日常生活をきちんと過ごす(7.7)

達成度偏差値下位5位
書道を習い、字をうまくする(-14.3)
映画・海外ドラマを見まくる(-14.1)
ボランティア活動をする(-12.6)
健康寿命を伸ばせることはなんでもやってみる(-11.0)
地域交流に力を入れる(-9.0)

「欲しい物を我慢せず買う」が達成で上位に上がってきました。自分の場合で言うと、だんだん、特に欲しいものがなくなってきています。

下位に「習字」が出てくるところを見ると、今更習ってもうまくならないと思っているか、すでにうまいかです。

健康寿命を延ばせるというドリンクや体操や食材で「健康寿命」を伸ばせると思っていないということなのでしょう。

「地域交流」「ボランティア」が低いのは、日本ならではの特殊事情なのかも知れません。

全体傾向

重視と達成をクロスさせると、

二軸四象限
画像の拡大 ↑

第一象限・上位【重視もし実現できる】
自らの考えを持つ (76、75)
日常生活をきちんと過ごす (67、58)
趣味で生涯現役 (58、62)
交友関係を密にする (58、57)
生きがいをたくさん作る (55、51)

第二象限・上位【重視するが実現できない】
経済的余裕を作る (62、49)
無駄なものを持たない (53、43)
ともかく勉強をする (52、47)
節約・倹約する (51、49)

第三象限・上位【重視しないし実現もする気がない】
映画・海外ドラマを見まくる (30、36)
書道を習い、字をうまくする (32、36)
ボランティア活動をする (41、37)
健康寿命を伸ばせることはなんでもやってみる (43、39)
地域交流に力を入れる (42、41)

第四象限・上位【重視しないが実現できると考えている】
欲しいものを我慢せずに買う (45、59)
気の合わない人と極力接点を持たない (48、54)
背伸びをしない (50、68)

海外ドラマと習字以外は、異存ございません。プロットを見れば、第二象限も、ほとんど項目が偏差値50の近傍に集まっていますので、言うほどに典型的なわけではありません。

経済的余裕に関しては「下流老人」などと嫌な言葉がありますが、達成度の偏差値は「49」ですから、今少しの努力で到達域に達っしそうです。

男と女を比べると

■第一象限・重視し実現できると思う項目
第一象限

第一象限ですので、重視もし実現もすると思っている項目です。
黄色は男女ともに同じ象限です。
字は男性だけ。字は女性だけ。

女性の特徴
穏やかに死ねる心を鍛錬する (57、61)
生きがいをたくさん作る (58、56)
節約・倹約する (58、52)
芸術にいそしむ (52、52)

男性の特徴
背伸びをしない (51、68)
経済的余裕を作る (61、50)
家族サービスに努める (53、52)

■第二象限・重視するが実現出来無いと思う項目
第二象限

1つとして共有する項目がありませんでした。これって、かなり特徴的と思います。
無駄なものを持たない」は、男性は重視もしていません。
経済的余裕を作る」は、男性は実現できると思っています。
生きがいを作る」は、女性は実現できると思っています。
ともかく勉強する」は、女性は重視もしていません。
筋トレをがんばる」は、女性はおよそ重視していません。

男性と女性とでは、やはり微妙に違いがあるようです。この違いが寿命の違いになっているのかもしれません。

30代・40代 と 50代・60代

■第一象限・重視し実現できると思う項目
年齢対比
:30、40代 :50、60代

30、40代の特徴
家族サービスに努める (56、55)
ともかく勉強をする (56、54)
生きがいをたくさん作る (56、51)
筋トレをがんばる (50、53)

50、60代の特徴
背伸びをしない (54、65)
経済的余裕を作る (61、50)
穏やかに死ねる心を鍛錬する (55、58)
旅に出る (55、55)
気の合わない人と極力接点を持たない (50、57)
節約・倹約する (51、51)

■第二象限・重視するが実現出来無いと思う項目

30、40代の特徴
経済的余裕を作る (62、48)
旅に出る (53、49)
節約・倹約する (50、49)

50、60代の特徴
無駄なものを持たない (58、48)
生きがいをたくさん作る (52、49)

やはり、これからという世代と、もうじきという世代とでは、未来に対する構えに違いがありますね。

健康寿命を伸ばせることはなんでもやってみる

この項目が意外と重視もされず、故に実現にたいしても低い評価でした。ちょっと、クロス集計をしてみました。

実現達成の意向度✕年齢
クロス集計
クリックで図の拡大 ↑

集計1が男、集計2が女です。年齢分布は母数が少ないの年齢区分ごとにフレが多いのであまり参考になりません。

上の2行を見ると、女性のほうが「きっと達成できる」率が男性よりも高いですが、重視度では男性の方が高いです。

まとめ

自らの考えを持つ」が重視度、達成意向度ともにダントツでした。ちなみに、重視度、達成意向度の偏差値を乗じた値から選出した3本の矢は、

天使の矢


第一の矢:自らの考えを持つ
第二の矢:日常生活をきちんと過ごす
第三の矢:背伸びをしない

でした。結局、未来を輝かせる要素は、かくのごとく「当たり前」で「普通」のことでした。

順位
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いかに「自分の考えを持つ」ことが、高得点であるかが分かります。自分の未来が輝くためには、当たり前といえば当たり前なことだったのかもしれません。

ちなみに、偏差値76というと大学では東京大学の法学部あたりに該当します。

日常生活を大事にし、趣味を持ち、背伸びをせずによく仲間と楽しく過ごすことが、何にもまして、輝ける未来に繋がるということのようです。

これは普遍的価値ですね。

詳しくは分析ツール(Excel)をダウンロードして、条件を変えるなどして眺めてみてください。

ダウンロード
分析ツール(ZIP圧縮)ダウンロード



案内メールを出した所、kojiさんからすかさずコメントを頂きました。

自らの考えを持つ
他人の考えに頼っていた
日常生活をきちんと過ごす
無計画な生活をして時間を無駄にしていた
背伸びをしない
見栄や背伸びをして無駄金を浪費した

他にもなにかコメントが有りましたらご一報下さい。

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