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漢詩02

春暁

さぼ郎
春暁


トップクラスで有名な漢詩ですね。他のトップクラスといえば「国破れて山河あり」くらいでしょうか。

花落つること知る多少」って、なんだか訓読みにすると語感が悪い感じがします。韻を合わせるための作為ですかね。

これを書いた孟浩然というヒトは、科挙に合格できず、だからゆっくり寝ていられたと云うらしいのです。

羨ましいのか、哀れなのかは今ひとつ不明です。

中国で「」というと「」だそうです。日本では古代なら「」ですが、そのうちに「」を意味するようになりました。

啼鳥」とは、単に「さえずる鳥」のことで、夜が明けると同時に小鳥たちのさえずりがあちらこちらから響いてきます。こういう環境で10年間、起居していたことがありますのでよくわかります。

しかし、朝に眠いことはなにも春に限った話ではなく、四季を通して眠いものです。とはいえ、明け方から鳥が鳴き、風が吹けば花が散るのは、やはり春の特徴です。

春 眠 不 覚
処 処 聞 啼
夜 来 風 雨 声
花 落 知 多

暁(gyou)」「鳥(chou)」「少(shou)」は、韻を取っているようです。このあたりは中国読みがわからないとなんとも言えませんが、先人たちは、このような漢詩を訓読みにして漢字文化を積極的に取り入れていったのでしょう。

今読んでいる本では、日本語の発達を阻害したと断言しています。

漢字が定着するまえの日本に「そら」はあったけれど「」はなかった。「あめ」や「はれ」はあったけれど「天気」はなかった。

理、義、恩、智、学、礼、孝、信、徳、仁、聖、賢、、、

これらの意味するところは、当時の日本にはなかったため、解釈し、咀嚼し、そういうものだとして取り込まれていったわけですが、古来の日本いなかった概念を学ぶことが貴族たちのインテリジェンスになっていくわけです。

まさに、現下のIT関連でカタカナでしか表現の出来ないアメリカ由来の言葉を咀嚼し解釈できる人々がITで先陣をきってサクセスを目指している構図にも若干似ているような気もします。

しかし、かつての先人たちは、なんとか漢字文化を日本語に取り入れようと努力をしたわけで、方向は変わってしまったかもしれませんが、漢字訓読というハイブリッドな言語世界を作り上げました。

幕末から明治にかけては、怒涛のようになだれ込んでくる外来文化を日本に定借させるために、先人たちは外来語を漢字で熟語を作ったり、流用したりして日本語化したことで、急速な近代化を遂げることが出来ました。

古来の倭人が使っていた日本語には抽象化したような曖昧な語彙はなかったのだそうですが、漢字を訓読する過程で漢字の持つ抽象力を十全に使えるようになったわけで、おそらく平安文学が、あの時代だけに開花したのは、和と漢
が混交(融合)するときの莫大なエネルギーによるものと思われます。

そして、その再来が幕末から明治にかけての西洋文化との邂逅なのでしょう。

にもかかわらず、昨今の外来文化に対して、単に小学生から英語を学ばせるなどという対応では、イノベーションは、とてもおぼつかないような気がします。

漢文

しかし、今の日本の政治もこんなにもチャチになってしまいました。このヒトしかいないという触れ込みの黒田総裁も鳴かず飛ばずです。

偏差値では圧倒的に優位なはずの官僚たちは、阿呆な政治家におもねることで、自らの能力を落とし、それだけでなく、人格すら貶めてもいます。

阿呆な国民が選んだ阿呆な政治家は、本当に罪深いと思います。

今度は仕事人内閣だそうです。いままでは、きっと遊び人内閣だったのでしょう。で、世界の債務です。

世界の債務

スーパーコンピュータで「」というのがあるのは知っていますがお金の単位で「」というのもあるんですね。世界全体では「1京8000兆円」。

日本の借金なんてたかだか「1000兆」だから、まだまだ18分の1でしかありません。

気になるのはGDPの伸びより借金の伸びのほうが大きいことです。金利が上がると利払いが先行し、その結果として社債のデフォルトが増えるという循環になるようで、だいたい10年位のサイクルでデフォルトが増えるという周期があるようです。

次の周期のピークはあと2、3年後。不動産投資の加熱と金利上昇がトリガーになりそうです。


トヨタがマツダに出資します。電気自動車とかタッグ組んで作るようです。マツダは水素を燃料としたロータリエンジンの開発をしているので、その線での協業も視野に入っているのでしょう。

また、日野自動車は水素のバスや大型トラックの開発をしているようですが、日野自動車もトヨタと一緒にランドクルーザーを作っていますから、自家用車より、バスのほうが手っ取り早いと思います。

イギリスでは2040年からガソリン車、ディーゼル車の販売ができなくなるそうです。こうなると水素か電気しか無いわけです。

インフラと価格さえ解決着くなら電気自動車より水素のほうが利便性は高いと思います。

これに関しては技術より政治の世界になりそうですね。


中国では気温が33度以上になると「高温手当」、40度以上になると屋外の労働は禁止という法律があるのだそうです。


ダウが22,000ドルを超えてきましたが、ダウは30銘柄でしか無くS&Pは代表500社の株価を元に算出されているので、ダウの増減にあまり一喜一憂するほどのこともないとのこと。


アップルのアメリカ国債保有高が526億1600万ドルで昨年からくらべて26%も増加しているようです。オランダの24位を超えて23位だそうです。

どういう理由なのかは説明がありませんでしたが、1民間企業の保有ですから、もし資金需要が増えて国債を放出するようなことになれば、世界一の保有国はアメリカのポチである我が日本ですから大事になります。

アップルは政治的な圧力も保有したということになります。

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