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コロナ大恐慌

東洋経済2020/4/25

さぼ郎
コロナ大恐慌」という東洋経済の特集があったのでアマゾンで買いました。というのは、本屋がどこもやっていないのでamazonでしか買えないという事情もありました。

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日本にいるとあまり迫りくる危機に対して今ひとつ実感がわきませんが、実は今回のコロナ禍では大変なことになりそうです。

日本のリーダーの政治姿勢」には、官僚の作るペーパー読むだけのリーダーには、政治家としての覚悟とか姿勢が感じられないし、おそらくは政治家としてのビジョンなど確立されておらず、自分の言葉で語る内容が空疎なだけである などと書かれていましたが、そんなことは自明と思いますが、それで自己に迫りくる危機を回避できるわけではありません。

コロナ禍によって、コメンテーターと称する輩やそれに類する有名人達が、特にYaHooのニュースなどでいろいろな発言がピックアップされていますが、ヒトとは違う視点があるという自負があるのか、あいも変わらずつまらない人たちがつまらないことを書いて、それをニュースとして取り上げているのには、いささかうんざりです。

特集では、中国からモノが入らなくなることで物流が停滞する。インバウンドの観光客が来なくなる。国内消費が冷える。企業活動が停滞する。資金繰りが苦しくなる。借りても返す当てが見込めない。

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倒産が連鎖する。資金に余裕があれば廃業していく。国債を増発し日銀が買い支える。

突出してやばいのは観光、ホテル、飲食業。地方の百貨店だとか。

トヨタは早々1兆円規模の融資枠を打診したとか。内部留保が20兆円もある企業ですら対策をうち始めています。ディズニーランドのオリエンタルランドも現預金が3千億円も有るのに1500億円の融資枠を確保しているそうです。

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ANAは前年同月比で4月の予約が70%減少。バス会社も大打撃。タクシーも直撃を受けている。恵比寿ガーデンプレイスのキーテナントである恵比寿三越を来年閉店する。

外食も直撃を受けている。居酒屋、ファミリーレストラン、スターバックス。

米国を主戦場としている日系自動車メーカーも総崩れ。日産は大幅赤字が予想されている。

と、まぁ、国際的には全く関係しているわけではありませんが、とはいえ、国際的にグローバルな展開をしている企業があっての日本の産業立国ですから、グローバルの展開がこのような状態である以上、日本経済は大打撃を受けることは、想像を超えることになるでしょう。

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いまは、感染者数や有名人の死亡で恐れおののいていますが、潤沢な資金を持っていない限り、企業であれ個人であれ、行き詰まる可能性が格段に上がっていると思います。

同時に、コロナ禍はいずれ人智を駆使することで解決していくのだと思いますが、コロナ後の社会はきっと元には戻らないと思います。

まず、人々の価値観が変容するでしょう。想像を超える不景気の中でヒトや企業は倹約を志向するでしょう。構造が破壊されてしまう業界も少なくないでしょう。

しかし、昭和の恐慌であれ、戦後の焼け野原であれ、必ず復活してくる人々がいることも事実です。何をすれば生き残れるのか、何をしなければ淘汰されるのかは、他人事ではありません。

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何はさておいても、必要なのは資金です。お金がなければアイデアを出す以外に生き残れないサバイバルな時代がやってきているとして、個々の人々すべての真価が問われているのが、こうした危機の教訓でも有ると思います。

もちろん、感染らない、感染さないことには、最大限の注意を払う必要があります。人間社会においては、生物として生き残ること、経済的に生き残ることは同じ次元のことです。

率直な感想ですが、「東洋経済 2020/4/25 コロナ大恐慌」は730円かけるほどのことはなかったように感じました。

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