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インターネットの使い方が変遷していると思う話

さぼ郎
いま、図書館から「いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本」と「いちばんやさしいグロースハックの教本」というのを借りています。

いちばにゃさしいシリーズ

どちらも、インターネットを使って、ビジネスを拡大するという観点の本で、おそらく、アメリカからきている考え方なのだと思います。いかんせん、横文字のカタカナ語が多くて、概念を把握するのが大変です。

この本は幅はB5で高さがA5という変則なサイズになっていますが、中身の書き方は「わかりやすい」感じがして、本としてのデザインは文字だらけなのに比べると、高感度が高いです。実際に理解が伴うかと言うと、それは別のことですけれど。

遅々として進みませんが、台東区的には人気がないのか、ずっと借りていても(といっても4週間ごとに一旦返却してまた借りる)特に誰かが予約を入れるという気配もありません。

マーケティング

マーケティング」という言葉を普通に使いますが、ワタシ的には「市場開拓」という意味で使っています。少し厳密に言うなら、「自分のサービスや商品を売るための販売先開拓」というニュアンスです。wikiで調べてみたら、
企業などの組織が行うあらゆる活動のうち、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにする」ための概念である。
顧客が求める商品やサービスを作って売る」わけだから、「市場開拓」でいいんじゃないでしょうか。

本によるとコンテンツマーケティング」とは、どういうことかと言うと、
  1. 価値あるコンテンツを作ること
  2. 顧客を育てること
  3. ファン化すること
なのだそうです。これって、とくに珍しい話でもありません。っていうか、普通の企業活動の根幹だと思います。

マーケティング」というからには、「販売」「売上」に直結した行動、中身、アクション、投資のコンテンツは、「マーケティング」のために行われる施策デなければなりません。

黎明期は、スケベな画像さえ貼り付ければ、スケベなオヤジを引き込むことはできましたが、いまとなればありえない話です。その後、「アフィリエイト」で離れ小島にいても大儲けみたいな話が横行していましたが、
2005年に一般のネットユーザー1万825人にアンケートを取った結果、アフィリエイト利用者の7割の月収は1000円以下、9割の月収は5000円以下と、子供のお小遣いにも満たないケースが多数で、毎月3万円以上稼いでいるアフィリエイト利用者は全体の2%以下
という実態だったようです。それから13年も立っているので、今ではとっくに過去の話ですね。「せどり」なんて言葉も耳にした時期がありました。
一般的には古本用語を元にした「掘り出し物を第三者に販売して利ざやを稼ぐ」商行為
だそうで、「掘り出し物」を素人がそんなに簡単に見つけられはずもなく、誰が考えてもいくらインターネットを駆使したからと言って早々簡単にも儲け口にはなりそうもありません。

せどり

そんな頃、「プロダクトローンチ」という言葉が出回りました。端的にいうと、「集客」して「販売」するわけです。

この考えを作ったのは「ジェフ・ウォーカー」という人だそうで、ダイレクト出版という会社が彼の本を出しています。

ローンチ

いまでも「1日で1億円稼げる」なんてコピーが踊っています。ジェフの話はわかりにくくて、本当に1日で1億も設けた人のようには見えませんでしたけれど、それを日本流に解釈して展開している人たちがたくさん出てきて雨後の筍状態というか柳の下の二匹目のドジョウ状態になっていました。

彼らの言わんとする所は「集客」して「販売」する間に「教育」を入れるのだそうです。教育工程を入れることで「信頼関係」を構築して、それで販売を容易にするというわけです。

金儲け

プロダクトローンチ関連の無料動画セミナーを見るために登録したメールアドレスに、いまでも彼らのメルマガが来るのですが、ゴミ箱直行を設定しているのでこの数年見たことがありませんでしたが、久々、ゴミ箱の中を見たら、やはり今でもメールが来ていて、マーケティングコーチ養成講座」で過去最高の成果が出ているとのことです。

「情報商材」というジャンルの商品があって、大方はDVDだったりPDFだったり、はたまた有料の動画、あるいはセミナー、更にはコンサルテーションのような内容を、結構な金額で販売しています。

しかし、そのような情報商材を買ってみたところで、儲かるようなことが起こるとは思えません。つまりは、無料セミナーに申し込んだ時点で幻惑されているわけで、購入に至るとするなら自己催眠にかかっているようなものです。

彼らからすると、セミナーに来る人々の中には、売り出せるコンテンツ(あるいはスター性)を持っているヒトが確率的にいるわけで、そうした人々を世に出すこと(プロデュース)で、そこからも儲けをだせるわけです。

オイチョカブで例えるなら、賭ける側にいる限り、儲からないことが当たり前で、たまにまぐれで儲かるくらいのことですが、胴元は滅多なことで損はしません。つまり、掛ける人(情報商材を買う人)がいる限り、彼らは高笑いなわけです。

それはそれで頑張ってもらえばいいのですが、何が言いたいかと言うと、「集客」「教育」「販売」という流れは、真面目に考えれば「コンテンツマーケティング」なわけです。

ここに売るもの(サービス)があるとして、

顧客

まだまだ」の顧客に気づいてもらうためには、一般的には「広告」しか無いと思います。その場合に考えなければならないのが、「LTV」なんだそうです。「LTV」とは「Life Time Value」。つまりは、顧客として獲得するのに要したコストと、その顧客がこれから先に落としてくれる利益が見合っているかを考えるということです。

あるいは、書籍を発行するというのも権威性もあって有効な手段ですが、これも、マーケティングという観点だけからなら、「LTV」との兼ね合いで考えなければなりません。

しかし、ダイレクト出版の人が日本一高いコピーライターだとかで、物を買うときに価格を見たことがないなどと豪語していました。確かに先行者には利益があるとは思いますが、持続するわけではありません。

とくに、最近ではうかつに広告をクリックしないでしょうし、メールアドレス等は登録しなくなっています。

そのようなインターネットを取り巻く時代背景に於いて、インターネットの広告はテレビに比べて「うるさい」「邪魔」という感情が強く感じられる気もしますので、むしろ、正攻法で優良なコンテンツを充実させることで、見つけてもらうという穏やかな戦略に切り替えるべきなのかもしれません。

顧客

そのうち」顧客になりそうな人たちは、今どきの時代なのでネットで真剣に探しているはずなのだから、「価値あるコンテンツ」を作る意味があるわけです。

価値あるコンテンツとして考えられるのが、
ホームページ(スマホでの閲覧必須)
ビジネスブログ
ステップメール
動画開設
無料動画セミナー
電子ブック
ホワイトぺーパー(資料)
これらのコンテンツを、順次作成して効果を分析しながら充実させていくことが遠回りではありますが正攻法のような気がします。

つまりは、探してもらえるような優良な「コンテンツ」を持っていることを十分に発揮できていないことって、少なくないわけです。そこを包括的にコンテンツ化していくことで売り上げにつなげていけるかが「コンテンツマーケティング」なのでしょう。

プロダクトローンチにしても、コンテンツ・マーケティングにして、はたまたグロースハックにしても、とどのつまりは楽して儲かるようなことは、きっとありえなくて、仮にあったとしても持続はしないと思います。

しかし、子供の頃にでも「オイチョカブ」なんかで遊んだ経験がある人はわかると思いますが、一番安定的に儲かるのは胴元です。

花札
wiki「花札」にリンク ↑

インターネットの世界でヒトヤマ当てようとするなら、「先行者利益」を生むようなサービスを見つけること。そこで得た利益を使って、すばやく「胴元」になることじゃないかと思います。

それ以外の場合は、まず、ユーザーが求めているサービス(商品)を開発し、まともにコンテンツを作り、計測や分析をしながら見込み客を積み上げていくことが結局は近道になると思います。

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