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図で考える。シンプルになる。

習慣化すべきこと

さぼ郎
図で考える。シンプルになる。」という本を図書館から借りてきて読みました。

図を書くためには7つの基本があって、その基本を習得すると考えを図にしてまとめることができるという、そういうハウツー本です。

① 交換
② ツリー
③ 深掘り
④ 比較
⑤ 段取り
⑥ 重なり
⑦ ピラミッド

と、至って簡単明瞭な図式です。要するに、いかに複雑な事象を複雑なママ、読み解こうとするのではなく、簡単化するかがポイントになります。

写実的な絵画に対する版画のようものと思います。

複雑な要素を削ぎ落としていくことで、骨格というか、要点が浮かび上がってくるのでしょう。そのことが「図にする」ことの重要性なのだと感じました。

読んでいる限り「なるほど、なるほど」と納得しながら読み勧めていくのですが、きっと、「そうなならないだろう」という思いも同時に感じてはいます。

プログラムとかのハウツー本も同じですが、解説のとおりに進めていくと全てうまくいくのですが、本を閉じて自分なりにやってみようと思った瞬間から手が動かないなんてことが、実はほとんどです。

160ページに「習慣化のためにすべきこと」という節があって、ドラッカーの引用が書かれています。
自らの能力を成果につなげるために必要なことは習慣化することである。
つまりは日常的な練習が必要で、ちょっとしたことを図式化することを日常的に行うことが重要で、習慣化が身につけば、いずれは複雑な問題を単純化させながら小さな図式を持って他者に説明できるようになるわけです。

更に著者は、7つの基本の打ち、②と③の「ツリー」と「深掘り」は、自分が考えるときに使う図式で、プレゼンなどには5つの図式に説明を加えることで済ませるとのことです。

少し前に「考える技術・書く技術」「図で考えるとすべてまとまる」という本を読みましたが、そこにも書かれていたことなのですが、プレゼン資料はプリントされることを意識する事が必要で、個々にもいくつかのポイントが書かれていました。

パワポの各ページトップには「スライドメッセージ」を書く。メッセージは3行以内にする。スライドメッセージは「仮説」を提示し、スライドメッセージを検証する「サポートデータ」あるいは文書を下部に書くわけです。

文書は長く書かずに、極力、箇条書きにする。これをうまくまとめれば図表化することもできるわけで、要するに、長々、文字で説明を書かないことがポイントになります。

構成のポイントは「Object」「Problem」「Question」を意識します。

O」で、目指すべき状況
P」で、現状とのギャップ
Q」で、ギャップに対する質問

この質問を用意することが肝心なことで、質問に答えることで解決の糸口を俎上にのせることができわけです。

その際に、冒頭の図式を使えうことで、メッセージを伝えやすくなるのは容易に想像できることですので、図式化をすることの習慣化がとても大切なことだと認識を新たにしました。

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