PAGE TOP

政治的

印刷する

上級国民とは何?

さぼ郎
昨日のスカイツリーのてっぺんが燃えていました。春が近いので発情でもしたのかと思ったら、どうも、コロナウィルスの影響で営業を中止したことのメッセージだったようです。

img01

話変わって、「上級国民」という言葉が、結構、普通に流通する感じがあります。

いつから使われだしのかと言うと、オリンピックのエンブレムで盗用問題が発生したとき、審査委員長だった永井一正さんが、
専門家の間では十分分かり合えるんだけれども、一般国民にはわかりにくい
という説明において「一般国民」に対比する形で「上級国民」という言葉が出てきたのだそうです。

これが2015年。

img02

そして2019年に池袋で元工業技術院の院長が交通事故を起こして二人が死亡したのに未だに逮捕されていないことから「上級国民」だと、逮捕されないとして流通しだしました。

ちなみに、我らがウィキペディアでは、当初登録されたようですが、後に削除され今は登録ができないようになっているそうです。

国家権力が介入しているのかは不明です。

Newsweekでは「上級国民を批判している人々の正体」を特集しています。

結論から言うと、平均年収は670万円。主任・係長クラス以上が31%。

「特権」を利用している層に対する攻撃が集まりやすく、僅かな中流層以上の人がネットで攻撃をすると、多くの中流層が黙認・容認・受容することでメディアに取り上げられていくのだとか。

中流以下の層にとっては、そもそも、社会に参加する意識も低く、政治的積極性も希薄であると同時に、権力に批判的でもなくむしろ権威を無批判で受け入れる傾向があるのだそうだ。

ということは、「怒り」とか「批判」、あるいは「正義」のようなエネルギーから使われている特権階級批判などではなく「自分は努力して今のステータスを得ている」「にもかかわらず、努力もせずに特権でいい思いをしている」ということが、批判のエネルギーになっているようです。

上級国民」を批判するのは「下級国民」を自認している妬みからだと思ってしまいますが、現実には「中流国民」の一部が批判をし、中流国民」の多くが受容しているという構図のようです。

そもそも、ワタシを含む「下級国民」にとっては、安倍晋三夫人が森友問題で活躍しようが、安倍晋三友人が獣医学部の開校に便宜を図ってもらおうが、安倍晋三後援会が「桜を見る会」で税金を使って支援者に饗応しようが、手の届かないところで、手の届かないほどの上級な権力者が何をしようが、何ができるわけでもないので関心の持ちようが有りません。

この記事の面白いところは、下級層が上級層を批判しているのではなく、日本の活力たる中級層の一部が上級層を批判しているというところです。しかも、下級層は、さほどに関心を持っていない。

おそらく、「上級国民」の正体は「官僚」なのでしょう。彼らの自負が上級国民」に該当しそうです。

海外に出張するにおいて、女連れで、しかもスイートルームに宿泊。しかもコネクトルームで、コネクトしたかしないかの事実関係はわかりませんが、スイートルームという上級なホテルの部屋で「コネクトしえた」状況を国費で賄っている事実は、「上級国民」の奢りがなければなし得ないことだと思います。

img03

これを、自腹でやっているななら、やはり、上級国民」には該当しないのかなと思います。人の金、あるいは国費でまかない、しっかり出張手当をもらうという驕慢が「上級」なやりかたです。

準強姦しても「上級国民」たる警察上級官僚が逮捕を停止したり、その本人に備わっている力ではなく、その本人の役職による権威を自己の権力として行使することへの「揶揄」が込められている言葉じゃないでしょうか。

それに反して、ワタシが所属している「下級国民」という言葉には「卑下」が込められています。願わくば、この日本に下級国民」という層が厚くならないような政策を「上級国民」にお願いするのができることの精一杯です。

キーワード