PAGE TOP

をちこち

印刷する

ロバおじさん

さぼ郎
子供の頃のことですが、「ロバのおじさんやってきた」「パッカポッコ、パッカポッコ」というような音楽とともに、馬がでかい蝿帳を引っ張って蒸しパンを売りに来ました。

たまたま、動画に出てきたので、思い出しました。



いまでも車で回っている地方があるようです。



これは大学堂の車です。ここいらには来ませんが、蔵前には来ているようで、ときどき、この音楽を耳にします。ビジネスモデルは「ロバのパン」ですね。

どちらにしても大儲けができるビジネスモデルでは無いように思います。



そしたら、こんな動画を見つけました。どれだけ田舎なのかは分かりませんが、こういう動画を見ると、子供に夢を売っているんだな と気づきます。

なぜ、いまだに「ロバのパン」という口上なのかは分かりませんが、今は蒸しパンだけじゃなくて普通のパンも売っているんですね。

その昔だと、何と言っても紙芝居でした。10円で色々買えたから、1円単位の商品が結構あったんですね。でも、お金のない子は紙芝居も近くで見ることはできなかったわけで、みんな貧しかったけれど、貧しいながらも「うんと貧しい」「普通に貧しい」くらいの階層があったわけです。



話変わって(話が変わると、いろいろ横から横槍が入りますが)DVDで「野火」を借りてみましたが、最悪、つまらなかったです。ジャングルで徘徊している兵隊の汚れが、いかにも撮影のためにメーキャップしました みたいな汚れで、食うものにも困っているのに一様に元気が良かったし肥えていた。

1959年に市川崑が映画化しているようです。



YouTubeにありました。基本的には、最新版との相違はさほど無いように思います。本当の戦争の惨さを映画で伝えるのには限界があるのでしょう。さらに、日本が負けた大東亜戦争は、武器・弾薬・食料・薬、なんにも無しでのイクサだったわけです。

wikiによると戦死者は軍人212万人だそうです。民間人が50~100万人となっています。軍人の内、戦病死(餓死含む)が6割だそうです。

なぜ、そんなことになったのかといえば、物資もなく補給も出来ないのに戦線をむやみに拡大したことが最大の原因ですが、それでも、こんな悲惨なことになる前に止めること(敗北を受け入れること)は出来たはずですが、なぜできなかったかといえば、大きな原因のひとつとして「国家神道」を上げることが出来ます。

根拠のない精神論」が明治から昭和の前半までの日本人の精神に叩き込まれたことと決して無縁ではないと思うのです。

戦死
毎日新聞の記事リンク ↑
ただし途中から「お金を払え」というページになります。
ただで読めるのが5ページのようです。

いま、世界は右傾化が始まっています。その理由は色々あるのでしょうけれど、「民族」とか「国家」への帰属(あるいは忠誠)が意味するものってなんなのでしょうか。

大岡昇平が「野火」を書くことで伝えたかったことって何だったのでしょうか。

たまたま図書館に行ったら新刊で「戦場の軍法会議」という本がありましたので借りてきました。戦場の軍法会議で処刑された兵隊はおよそ1万人だそうです。

ところが、軍法会議の実体が中々つかめなかったのだそうです。その理由は、森友・加計問題で内閣府や財務省が如実に示してくれたように、内部文書をことごとく破棄してしまったからだそうです。つまり、昭和20年の8月15日に負けを受け入れて、9月2日にミズーリ号の船上で降伏文書に調印する間に、せっせと機密文章を焼却したわけです。

官僚の機密文書焼却は、責任を逃れるという彼らの本能的保身は、世界共通でもあり伝統でもあり文化のようでもあります。

たまたま、ある法務官が保持していた軍法会議の記録が出てきたため、実体がかなり分かるようになったわけです。安倍内閣は、憲法に戦力としての自衛隊を書き込み、集団的自衛権で同盟国のイクサに参戦できるように画策しています。自分が絶対行かないイクサに熱心だというのも奇異なことではありますが。

自衛隊には軍法会議がないので、いまのままなら敵前逃亡しても、一般の裁判所で審判しなければなりませんが、法制化が進めば必ず軍法会議が必要になるでしょう。その時になっても、不都合な真実は必ず破棄されます。権力側には法整備が、ちゃくちゃくと整いつつあります。

国家や民族は、「自分」よりは大切ではないというのが「民主主義の根幹」だとするなら、共謀罪や特定秘密法や集団的自衛権は、その対極にあると思えます。かのアメリカにおいても、不都合な真実は隠蔽されていることも少なくないと思います。

権力

権力との信頼関係が無い限り、秘密の多い組織の強大化は最小限にしなければ、いずれ、国民に噛み付く時代が来ないとも言えません。いつまでも自民党が官僚組織と蜜月でいられるかは不明です。

キーワード