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プロダクトローンチ <その4>
集客編
特にどうといったことがあるワケではないのですが、なんだか、会話のある家族っていいですね。
ということで、プロダクトローンチ 〘その4〙です。
日本版プロダクトローンチには7類型があるという話は〘その2〙で書きました。また、それぞれの定型パターンは、
1.オプト2.教育3.セールス
の3ステップしかないということでした。
そこで、この記事では「オプト」に絞って展開してみます。
オプト-イン
「opt in」は「同意」するということです。ですので「オプトインページ」とは、求めに同意してもらうためのページということになります。
これには基本的構成があるようです。
限定性
登録できる期間に限定を持たせることが必要のようです。そして、この通知をてっぺんに書く。
adobeにリンク ↑
このように期間を限定する
これから公開される講座を無料で受講できるのに期間があるわけです。その期間までに申し込まなければ無料で講座を受けられなくなるわけです。
そして、申し込みを受けつける期間は7~10日なのだそうです。
キャッチコピー
対比する構図が欲しいようです。
一般的には「○○でも」のような書き方だそうです。
「スマホ専門コンサルタント」にリンク ↑
閉めきっているようです、残念!
例えば「主婦でも・・・ができるようになる」「メールリストがなくても・・・が簡単にできる」「プログラムスキルがなくても、、、」「絵心がなくても、、、」のようなパターンに、これから展開する講座の要点を当てはめたコピーを作る。
達成期間
具体的な期間を数字で示す必要があるそうです。
「短期間で」のような表現はダメだそうです。
「楽リッチ」にリンク ↑
「最短3日で」「口座に入金」とあります!
実際にどれくらいの期間で、何になれるのかを示す必要があります。ここが具体的でないと話が怪しくなってきます。
「最短」がある以上、「最長」のケースの事例紹介してほしいとは思います。
何になれるのか
「こういうことができるためのノウハウを完全無料でお伝えします」という流れが不可欠。
「新家元」にリンク ↑
家元になれるようです!
そのノウハウを身に付けると何がどのように変わるのかも具体的に示す。
一番いいのは「クライアント数がこれくらい増える」「売り上げがいくら追加される」「○○ができるようになる」のように具体的であれほどに信頼(興味)は高まるわけですが、具体的であるほどに実践できない時のトラブルにもなりかねないわけです。
登録フォーム
メールアドレスだけでいいのだそうです。なかには名前とかいろいろ書かせるページもあるようですが、ともかくメールアドレスだけで十分とのことです。
赤いボタンはダメだそうですヨ!
「今すぐ」も入れないと、、、。
登録するところのボタンに書く文言は重要で、「今すぐ無料登録」のように「今すぐ○○」とするのがいいようです。
登録ボタンの色を赤にしているサイトがあるようですが、赤はダメだそうです。サイトで使用している色などを考えて目立つ色を選択することを勧めています。
実績
実績として事例が複数必要だそうです。多いほど良いようでもあります。ここの実績が信頼につながります。
もし、実績がゼロならローンチをするには早すぎるということです。実績のないものは販売することはできないと思ったほうがよさそうです。
実績がなければモニターになってもらえるところとタイアップするのもよいかもしれません。
特典
登録しないと損するくらいの特典を付けるのが効果的です。必ず何か用意したほうがいいようです。
テンプレートとか極秘レポートなど、特典っぽいですネ!
期間を限定し、特典がつくわけで、しかも無料。
プロモーションビデオ
お金があれば、ここで講座のプロモーションをビデオとかアニメなどで展開する。不可欠ではないので、予算次第で検討する。
ブレット(ボレット)
ブレットとは、「bullet」のことで弾丸を意味するようです。ブレットを読むだけで弾丸で打ち抜かれたくらいの衝撃がある ということから、このような部分を「ブレット」と呼ぶようです。
弾丸で頭を撃ち抜かれたようなキレの良い箇条書きで
ベネフィットを羅列し、「とは」には
補足説明を書き入れます。
で、要するに「メリット」を箇条書きにして、それを補助的に説明するような2段構成にするような使い方もあるようです。
見出しは「・・・とは」と書くのが特徴なのだそうです。文の頭に赤で「□」にチェックが入っているような箇条書きを目にすることがあります。
例えば、
□ サイトのアクセスを大幅に増やす5つの重要な要素とは□ 1日10分体操するだけでみるみる爽快になる長寿健康法とは
のような感じで、“「とは」止め” で7~20箇条書くようです。
ともかくベネフィットを羅列します。ベネフィットの観点は「お金」「努力」「時間」「美」「快適」「欲」「社会性」「希少性」「興味」「具体性」など、ともかく思いつくだけのベネフィットを書き出し、実現可能性の高いものを抽出します。
少しセンセーショナルな書き方にして目を引かなければ意味がありませんが、かといって、実現不可能性の低い項目は、逆に嘘っぽくなるのであまり盛らないほうがよさそうです。
プロフィール
どういうキャリアがあるのか明確にする。
講座に関連する実績や資格などもきちんと書く。
顔を出したほうが実名性があっていいように思います。
写真ですが、不思議なことに右側に配置してある例が多いことと、どういうわけか腕組をしている例が多いです。
何かのテンプレートがあるのでしょうか?
まとめ
限定性(講座の無料期間を限定する)キャッチコピー達成に要する期間の明示何になれるか(受講することでどうなるか)実績 - 実例紹介特典 - メンタルトリガーとして必要ブレット - ベネフィットの箇条書きプロフィール
こういう感じでオプトインページを作成するのだそうです。
雰囲気はつかめたと思いますが、この記事を書くにあたって色々調べたら、ともかくこの手のページが多いのには驚きました。「一攫千金」がこんなにあるなら、なんだかみんなが金持ちになれそうです。
ワードクラフトとして取り組むとするなら、参考にするべき所は少ないような気もしますが、とりあえずは教えを忠実にまとめると以上のような次第です。
ようは、この手のサイトには「王道」があるようで、その王道に従うと、みんな同じようになってしまい、かえって怪しい感じになってしまいように思えます。
「王道」いえば「王道楽土」というスローガンがありましたね。イマサラナガラでwikiで調べたら、
アジア的理想国家(楽土)を、西洋の武による統治(覇道)ではなく東洋の徳による統治(王道)で造るという意味が込められている。
「五族協和」「王道楽土」と並び称されたが、「五族協和」とは、満日蒙漢朝の五民族が協力し、平和な国造りを行うとする趣旨の言葉。
「東洋の徳」と「五族協和」がうまく行けば「大東和共栄圏」で共栄できたのでしょうけれど、うまく行かなくて、結果として今の日本があるわけです。
「王道楽土」で検索していたら「ある憲兵の記録」という本があり図書館にあるようなので予約しました。東北の青年が憲兵になり王道楽土の満州で13年間に328人を直接殺害し、拷問をし獄につないだ人が1,917人だったそうです。
日本赤十字社にリンク ↑
8月1日、2日と2夜連続で「レッドクロス~女たちの赤紙~」というのをやっていました。ワタシは見ませんでしたが、先人たちは大変な時代を生き抜いてきたということですね。
女性にも赤紙があったなんて知りませんでした。
「満州雑話会」という集まりがあって、2回ほどお話を聞きに行ったことがあります。その時代に生きていなければ、なんともコメントのしようがありません。