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取り組み

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なんのかんばせ有りて

さぼ郎
2018年7月28日の関東は台風の影響を受けました。前例のない経路で西の方へ(地図では右から左)移動していき、29日の関東は、ほぼ快晴となりました。

スカイツリーを横切る低い雲は、南から北へと流れていきます。西友では、スイカが397円のところ、254円で売っていた(約35%引き)ので買いました。いつの間にがスイカが山形県産になっています。

朝にはだいたい売れきれてしまうのですが、今朝は、昨日の台風の影響があって結構売れ残っていたので安売りになっていたと思います。

図2:すいか

で、台風最中の昨日は、縁あって知り合いの、別れた旦那の、応援している女優が出る ということで池袋の「シアターグリーン」にシェークスピアの「夏の夜の夢」を観に行って来ました。

図3:シアターグリーン
図4:チケット

で、少し早めに行って劇場の近くにある「UCHOTEN」で1,100円のハンバーグを食べてから、区役所が入っている高層ビルの1階にある「epront」でカフェオレを飲みました。

図4:ハンバーグ

「epront」、店内のデザインがとてもナイスでした。ちなみに、いつまでやっているのか分かりませんが、ハッピアワーには飲み物2点と、フィッシュフライかピザ が選べて1,000円。ふたりでいけばビール4杯とフィッシュフライとピザを食べて2,000円です。

図5:epront

で、記事のタイトルである「かんばせ」ですが、漢字では「」と書きます。どうしてそれが「かんばせ」なのかは分かりません。調べるといろいろ出てきます。

かお」なのですが、使う場面では「面目」という意味で使うようです。で、その「かんばせ」が使われているのが羽仁五郎が戦前に書いたもので、それを紹介しているのが東京大学の加藤陽子さんです。

かんばせ」に焦点を当てると、戦前の大学生が、同じ年頃の若者が前線で戦っているのに、我々は学問などをしていてもよいのだろうかという疑問に対して羽仁五郎は、「なんのカンバセありて学問の前線から撤退しようというのか」と叱咤しているのだそうです。



2015年8月5日の講演のようです。ちょうど、「秋丸機関」に関する本を読んでいるので、時代がかぶさるところもあり、なんとなく、言葉がすっと入ってくるところがあります。

戦前に共産党を除いて政党が一斉に解党して「大政翼賛会」という党に集結しようとしたようですが、近衛さんの弱腰や観念右翼の反対(首相を指導者とした一国一党組織は国体に反する)や憲法違反とする意見やらで、到底貴族出身の近衛さんの手に負えるものとはならず、そのうち東條内閣になってうやむやになってしまいました。

加藤陽子さんの書いた本で、「それでも、日本人は『戦争を選んだ」というのがあります。ちょっと詳しい近代史の教科書のような内容で、1回しか読んでいないので加藤さんが本のタイトルに戦争を「日本人が選んだ」としたのかには違和感があったのですが、このYouTubeの動画を見ると、なんとなく分かりました。

国民が戦争を選択し、英米との決裂を望んでいることは昭和天皇が木戸内大臣にも吐露しているようです。その時代に生まれていたわけではないのですが雰囲気としてなんとなく分かります。

しかし、国民にあまねくの国際情報が伝えられていたわけでもないし、闊達に市井で議論できたわけでもありません。むしろ、朝日新聞などの大新聞が率先して政府がかけたバイアスを国民に忠実に伝達していたことにより、国民としての判断は大いに偏向していたわけです。

いまのメディアを見ても、Newsweekなどを読む限り日本のメディアは、取り上げる情報に偏向があるのは歴然ですし、あからさまに政府に牙を向いているがごとくの朝日新聞やテレビ朝日でさえ、概ね政府の言いなりのような気がします。

ワタシにはどっちがどうというだけの、国際知識的かつ国際情報的背景があるわけではないのですが、イランが重大な違反を犯していたという証拠をもってアメリカが合意から離脱したわけではないのは明確で、明確なのはトランプがオバマの決めた合意だから反対していることと、シリアでイラン支援の部隊とイスラエルの緊張が高まっていることくらいしか、離脱の背景は無いわけです。

にもかかわらず、イランと取引のある企業は日本も含めて「非のある」アメリカの言いなりになることで、危険のレベルを押し上げているわけです。

いかに日本がアメリカの敗戦国で、思想的にも文化的にも政治的にもアメリカの支配下にあるからといって、独立した国家としての選択は、世界の平和を希求しなければならないはずなのに、イランとの核合意からの離脱を容認し、アメリカに加担してイランとの民間レベルの商取引をやめるということは、まさに小泉政権に於いての「オン・ザ・グラウンド」と同じレベルの選択でしかありません。

そのことに対するメディアの論調はどうなんでしょうか。最近は、あまり新聞も読まなくなり、テレビも殆ど見ないのでなんともいえませんので、長老たちに聞いてみたいと思っています。

へたをすると安倍政権の3選になりそうな気配です。そうなれば、内閣府を頂点に官僚たちの忖度の度が増し、安倍友が有識者会議などに大量に跋扈し、森友・加計の二の舞、三の舞が綺羅びやかに演じられることは必至です。

彼は、日本を代表する最高権力者としてのミスマッチに気が付いて恥じ入るだけの能力(感性とか知性、あるいは恥)すら持ち合わせていないことは自明だと思います。副総理にしても然り。

そんなことは、本人を除いて誰でも分かっているはずなのに、気が付かないふりをして受け入れているということは、戦前において大政翼賛会に参入しようとした時のスローガンである「勝ち馬に乗り遅れるな」と似た状況になっている気がします。

むしろ、野党こそが解党し、1党に結集しなければ政党政治の体をなさないと思いますが、仮に1党に結集しても、自民党に対抗するだけの結集力を持つこともできず、共有できるイデオロギーを持てるわけでもなさそうです。

なんのカンバセありて自民党員は安倍三選を黙認するのか!

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