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頓活

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いまこそ、副業を

さぼ郎
Newsweekの記事に「レジリエンス」という文言が書かれていたので調べてみました。英語では「resilience」。

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脆弱性」の反対語だそうです。日本語にすると「逆境力」当たりになるようです。的確な日本語にされていないところを見ると、日本語にはない概念なのかもしれません。

ところが、2016年のNewsweekの記事では半世紀も前から研究されていいると書かれています。
「レジリエンス」とは、もともとは物質の性質をあらわす物理学の用語だ。物質に力を加えて曲げたり、圧力や負荷をかけたりしたとき、その物質が元の形に戻る速度を左右する力、すなわち「外力によるゆがみを跳ね返す力」がレジリエンスである。
たとえばバネは抑え込まれることで反発するわけで、その力を使って目的を断ってするための部品として使われています。

これを人間に流用してみると「目的の主眼を見失うことなく本来の姿を保つ」ことのような説明に使えるようです。

英国内閣府:「レジリエンス――個人、コミュニティまたはシステムが、適正な水準の機能、構造、アイデンティティを維持するために適応する能力」

米国国際開発庁:「人々、世帯、コミュニティ、国およびシステムがショックやストレスを受けたとき、弱体化が長期に及ばないように、また、包括的な成長が促されるように、そうしたショックやストレスを和らげ、それに適応し、そこから回復する能力」

とあるように、行政機能を迅速に回復させる能力を表す用語でもあるようです。日本ではどのようにとらえているのかは不明です。

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なぜ、日本では「レジリエンス」という言葉の対訳がないことからして、海外と比べて庶民のストレスが少ないことを意味しているとも言えそうです。テロにもさらされていないし、戦争や内乱があるわけでもないし、倒産でデモしない限り解雇になる心配もない平和な社会には不要な言葉かもしれません。

世界では、ホロコーストを耐え抜いてきた人々の研究や、戦地からの帰還兵の心的外傷後ストレスの研究などがされているようです。

同じ状況にいて、致命的なダメージを受ける人から全くダメージを受けない人までの、何が起因しているのかの解明はされていないようです。

ビジネスで言うなら、危機的な局面に陥ったのち、通常業務を再開する能力ということになるそうで、いままさにコロナ禍で存亡の危機に立たされている業種もあるようですが、そこから立ち直らなければなりません。

そのために最も必要なことは、ともかくダメージを受けないことです。潤沢な資産が形成されていれば、デノミでも起きない限り経済的危機は回避できそうですが、こうしたときに一番やばいのが借金を抱えていることになります。

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会社員は副業を持ちにくいでしょうけれど、不況がいつやってきても不思議のないこの時代を生き抜くうえで「芸は身を助ける」わけですから、副業を持つことと、一つの組織に依存しないことを考えておくべきでしょう。

さらにいうなら、35年などという途方もない長期のローンで住宅などを手に入れないこと。

借金があれば、同じ状況にあってもダメージが大きくなるので、それだけ大きなレジリエンスが求められてしまいます。



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