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政治的

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Newsweek 2020.10.13号

さぼ郎
Newsweek 2020.10.13号に中国ダムの特集がありました。

頓活

ちょっと前のYouTubeには、三峡ダムが今日明日にも決壊するような動画が満載されていましたが、今に至るまで一度も決壊していません。

京都大学防災研究所水資源環境研究センターの角教授はダム工学の第一人者だそうで、決壊説を一蹴するのそうだ。

ようするにコンクリートダムは基本的には決壊しないのだそうだ。ダムのコンクリートには鉄筋は使用せず、水につかっている部分はアルカリ性を保てるので半永久に堅牢なのだそうだ。

先生に言わせるとダムが決壊するのは基礎岩盤が脆弱だったり地震や水圧で河床部が変形したりして起こるのだそうで、三峡ダムの岩盤は先カンブリア紀の花こう岩の上に作られているのだそうで、まずまず安全と言えそうです。

歪んでいる写真はグーグルの航空写真のせいだそうで、真に受けるメディアの勉強不足。

頓活

三峡ダムの問題は、流入量と排出量のバランスにあるのだそうだ。しかし、それもうまくコントロールされているとのこと。

ほかの問題として黄河では細かい砂(シルト)が流れてくのでその対策を講じてあるが長江では土砂が不足するため河口部の海岸浸食が起きていることを指摘している。

土砂が減ると栄養素が不足して生態系に影響が出る懸念が高まる。事実、メコン川に中国がたくさんのダムを作ったことで大きな問題となっている。さらに三峡ダムから660キロ上流にある重慶は3千万人の大都市で、ダムの上流にこのような大都市を構えているのは中国だけだそうだ。

ここの水位が上がったことで河床上昇が起きていて洪水が頻発しているようだ。

つまり、上流の川床上昇と下流の川床低下という環境問題をどのように対処するかが今後の課題となるとのこと。

フジテレビの上席解説員が学術会議の6名排除の件で、6年会員でいると学士院いスライドして年額250万円の年金がもらえるといういう「誤報」というか「嘘」を報道しても訂正すらしない昨今のメディアの在り方には、問題が多いような気がしますが、政府が何をしようが、よその国で何が起きようが、他人事である限りいずれは忘却してしまいます。

人の噂は75日といいます。この75日というのは5季節が根拠だそうで、一つの季節が過ぎれば何事も忘れてしまうということだそうですが、とはいえ、世界では何年も、何十年も、何百年も前のことで、争いが絶えませんが日本は穏やかな民族でよかったです。

そのほかの記事としてはアルメニアとアゼルバイジャンの争いのことが書かれています。アルメニアはキリスト教で、アゼルバイジャンはイスラム教。ロシア時代から内紛の火種を抱えていたようですが、ここにきてそうだオウガ大きくなったのはコロナ禍で経済的な危機を迎えて、指導者はナショナリズムで国民の不満の矛先をそらそうとしていることがありそうです。

東京オリンピックの疑惑も書かれています。1つは国際陸連で元会長と息子がリシアのドーピング問題で不正を働き有罪になっていますが、その親子に日本が協賛金という形で400~500万ドル(5~6億円)を払ったことで東京開催を有利に展開したといいう疑惑が明らかになりつつあるとのことです。

頓活

東京五輪招致委員会がシンガポールのコンサルタントと称する怪しい団体に2億3千万円を払ったことが認定されているが、それ以外にもっと大きなお金を動かしていたようだ。

電通とスイスのマーケティング会社との怪しい関係も取りざたされている。電通は、ある意味ブラックになりすぎている感は否めない。政治家の子弟も多く採用されているとのこと。広告代理店とは隠れ蓑で「政商」が本当の姿のようだ。

もう一つ面白い記事として「SDGsの不都合な真実」というのがありました。SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、最後の「s」は「Goals」のことだそうですが、上位のスウェーデンやフィンランドの天然資源の消費量やニ酸化炭素の排出量は、世界でも最高レベルに近いようです。

環境にいいことをしようとして持続不可能な裏付けが必要なようで、「矛盾」とか、または「ブラックユーモア」、あるいは「大人の解決」としてとらえるべきことのようです。ドイツが原発やめて、原発モリモリのフランスから電力を買うようなものにも似ています。



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