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雑感

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民族で読み解く世界史

さぼ郎
植物が季節をどうやって記憶しているのかが不思議です。暑い夏がこの間まで続いていましたが、台風が来たあたりから一気に涼しくなりました。

スーパーでは「おはぎ」とか「ぼた餅」を売っていたと思ったら、いつもと同じ場所でヒガンバナが咲いていました。

頓活

自然の営みには驚かされます。鮭が生まれた川に帰ってくるとか、ウナギが南方の海で生まれて日本の川に来るとか、渡り鳥が延々と飛翔して日本に飛んでくるとか、ともかくすごいものです。

二言目には人間が「万物の霊長」であることを標榜します。「霊長」という言葉は「霊妙の力を備えている動物の長」という意味のようですが、それは「霊長類」のことであって、中でも人間が特に優れているという意味になる理由はわかりません。

ディズニーランドではネズミが「」ですし、「ジャングル大帝」ではライオンが万物ではないけれど、百獣の王として君臨しています。

知能」が進む過程で「野生」を失っているわけで、知能だけで優劣を言うことになるなら政治家よりは官僚のほうが「霊長」なことになってしまいます。

ところで、新しい語彙を今日見つけました。「紅二代」という言葉です。
1949年の新中国成立の前に共産革命に参加し、日中戦争や中国国民党との内戦で貢献した幹部たちの子女の呼称。
戦争を経験せず平和な時代に党や政府の指導者となった幹部らの子女は「官二代」とよばれる。
と、こういう人たちのことで、記事では「紅二代」が習近平を批判したので党籍をはく奪され、年金まで止められてしまったのだそうです。日本では菅総理大臣を批判しても処罰を受けないだけ言論の自由は担保されているのがうれしいです。

世間では、マルクスとかエンゲルスとか言いますが、詳しくは知りませんし、難しすぎて今後の人生で学ぶこともないと思います。また、彼らの考えと共産主義の関連についても全くと言っていいほどに知りません。

アメリカのポンペオ長官が「中共と中国は違う」というような趣旨の発言をしていますが、「中共」とは「中国共産党」のことで、その頭目が習近平ということになります。中共は一体であり、アメリカが分離させようとしていると主張していますが、決めるのは外部ではなく内部の国民なのでしょう。

頓活

年金を犠牲にしてまで批判するべきことなのだとするなら、よっぽど年金が安いのか、どうしても批判しなければならないほどのことだったのかはわかりません。

しかし、今の中国は随分と窮屈な国だなぁと思いますが、国民が納得していて国を愛しているなら他人が口出しすることでもありません。

自分の浅はかな知識では「共産主義」とは、
「資産はすべて共有」。国の関与も不要となり、一人ひとりの意思ですべての人が平等になるというのが共産主義。国という管理者なしでも平等になれる一種の理想世界を目指す。
というような一種の理想主義のはずです。「社会主義」は、「共産主義」の一歩手前で、国のリーダーにより生産活動が計画的に行われる状態のことで、マルクスは社会主義を「各人は能力に応じて働き、労働に応じて受け取る」状態であるとしたそうです。

中国を運営(支配)しているのが「共産党」だそうですが、指導部が計画経済を実施しているのですから「社会主義国」になります。

とはいえ、いかなる社会主義国においても現実としては市場経済理論が程度の差こそあれ、導入されています。それって経済の原理を優先させているわけですから、平等という理想郷の実現からは遠ざかるわけです。

国家的管理からすれば実に都合の良い便法ですよね。

問題は権力(と資本)の集中だと思います。共産主義か社会主義であるのかは便法でしかなく、中国においては、とどのつまりは新手の「実質的皇帝」を作る仕組みでしかないような気がします。

頓活

中国の歴史が繰り返すなら、いずれ闘争によって体制が変わることでしょう。日本の一党独裁による忖度政治のほうが安定性が高そうです。

ということで、「民族で読み解く世界史」という本を図書館から借りてきました。といっても今朝から読み始めただけで、語るほどのことでもありませんが、なかなか面白い書き出しでした。

頓活

中国人が町中や電車の中でも唾を吐くけれど、日本人もちょっと前には唾を吐いていた とか 今でこ日本の町はきれいになりましたが、それとてちょっと前の日本の町も汚かった ということで、そうしたことは民族的なことではない という話から始まります。

ずっと(おそらく今でも)白人が一番優秀で、黄色人種や黒人は劣化した人種であるという認識が常態化してしていました。日本人がなかなかノーベル賞をとれなかったのも、黄禍という認識が底流にあったものと思われます。

ジェームズ・ワトソンというノーベル賞受賞者(クリックと一緒にDNAの二重らせん解明)が、「白人と黒人の知能検査では、遺伝子に起因する知性の差が出るアフリカの展望については本質的に悲観的」「黒人従業員を相手にしなければならない人たちには、それが真実ではないこと(平等であること)が分かっている」などと発言して研究所の名誉職を剥奪されました。

頓活

本当に科学的根拠があっての発言なのか、老人性の痴呆での発言なのかは不明ですが、これは「人種」にかかわる話になります。

しかし、実際には純粋な「人種」は存在しておらず、程度の差こそあれ、今に至るまでに様々混じっているようです。

民族」となると、一つの軸は「言語」の系統によるようです。日本語は、言語的には特殊なようですが、それとて、無から生まれたわけではなく、いくつかの系統が混在する中で妥協的な発展の結果だと考えられます。

その後の特異性は、ガラパゴスの動物たちのようなものでしょう。独自に発展せざるを得なかったわけです。それが「大和言葉」になるわけです。

その上に「」という分類が乗ってくることになるわけで、特定の国民が他国の国民に比べて優秀だとしたい気持ちはわかりますが、その根拠を科学的に示すことはかなり難しい気がします。

第一、何をもって優秀とするのか自体が不明です。とはいえ、「忖度」させれば今の日本の官僚は世界でもトップレベルの優秀さがありそうです。

よって「」のためとして戦争を起こしたり経済で争ったりするときに、戦うのは源平の時代のように指導者だけにしてもらいたいものです。そうすれば犠牲も少ないし、決着も早く済むでしょう。

本を読み進んでみて、面白そうなところはいずれ記事にします。



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