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カスタマーサクセス

さぼ郎
サブスクリプション」という言葉を最近よく目にします。英語では「subscription」と書きますが、訳を見ると「商品の予約払い」のような意味に使われている感じです。

頓活

subscription」というくらいだから「sub」じゃない「scription」があるだろうと思うのですが、実はありません。

実際には「subscribe」の名詞形だという記述もあって調べてみると、
寄付する
(◆通例定期的に),出資する;応募する;
〈株を〉(記名して)引き受ける;
〈書店が〉〈冊数を〉(出版前に)引き受ける
(契約書に署名して)(…に)寄付[出資]を約束する,寄付[出資]する;応募する
〈契約・遺言状などに〉署名して同意[証明]する;賛成[支持]する;
〈名前などを〉(書類の下[終わり]に)書く,刻む
署名[記入]する;
(意見などに)(署名して)同意[賛成]する;同意[承諾,認可]する
予約購読する
(オンラインサービスを)購読する

と、こんな感じです。現実に使われている場面では、例えば、マイクロソフトでは「Office365」があります。月額払うことで使えます。かつては5台までインストール可能というようなことだったように思います(いまは同時に5台アクセスまで可能なよう)。

マイクロソフトでは並行してパッケージ販売もしていたと思うのですが、2019までは見つかりますが2020は見つかりません。

Adobeでは、とっくにパッケージ版はやめてしまっていて毎月(毎年?)払う形式の、俗に「サブスクリプション」版だけになっています。

図書館から借りている「カスタマーサクセス」という本によると、このサブスクリプションというサービスがカスタマーサクセスと密接な関係があるように書かれている気がしますが、ともかく、世の中は「クラウド」と「サブスクリプション」が常套化しています。

メリットとしてカスタマーの初期投資額を抑えることができるといいますが、Adobeでいえば法人契約すれば年額10万円くらいを取られます。年額10万円は法人であろうが個人であろうが、結構な金額です。

パッケージ版は確かに購入時にそれなりの支出がありますが、新しいバージョンに手を出さなければそれっきりで済みますが、サブスクリプションだと使おうが、使わまいが毎月年貢のように搾り取られるので、よほどの必要性がない限り魅力はありません。

頓活

そんな折に「Affinity」というソフトを見つけました。たまたまでしたが、一つが3千円(半額セール中、定価は6千円)だったので、速攻で買いました。
Affinity Designer
Affinitu Photo
Affinity Publisher
です。それぞれが、イメージ的にAdobeのIllustrator、Photoshop、InDesignに該当しているという触れ込みです。

たしかに、「Affinity Designer」、「Affinitu Photo」は、Adobeのバリバリユーザーでない限り代用は十分可能と思います。

組版でもしていない限り、「Affinty」で十分可能とわれは思います。重要なポイントは6千円の買い切りでアップデートも受けられますから、ベクトルでちょっとした作り物(例えばチラシとかハガキなど)をするなら全然オッケーと思います。

Photoも、画像のリサイズや切り抜き程度なら、全然オッケーですし、YouTubeなどで使い方を教えている動画がたくさんあります。

では、AdobeユーザーがAffinityユーザーになるかというと、そうはならないと思います。なぜなら、年額10万円もするAdobeを遊びで使っているユーザーはいないでしょうから。

では、マイクロソフトのOfficeからAffinityユーザーになるかというと、「Affinity Publisher」がPowerPointやMS-Wordの代わりになるかというと、おいそれとはいかない気がします。

しかし、「Affinity」の狙いは明確で、「サブスクリプション」で年貢を毎年払い続けることにうんざりしているユーザーを掘り起こしていくことは資金力さえあれば可能と思いますが、日本では組版ルールがうるさく縦書き・横書き、禁則やアキ量などの読み手が気にもしていない玄人ルールが多く、これに完全対応できない限り組版ソフトとしては対応が難しい気がします。

カスタマーサクセス」という観点からすれば、「サブスクリプション」モデルが横行しすぎていて、あれもこれもと手をだしたら相当な出費となります。

Dropbox:1,250円/月 5T だそうです。
Amazon:4,900円/年 プライム
YouTube:1,180円/月
角川文庫:760円/月
サイボーズ:500円/月
サンサン:要見積もり
Adobe Acrobat Pro DC:1,580円/月 電子サイン機能付き
など

とまぁ、このように月額サービスがクラウドで行われていますが、ワタシ的に言えばAmazonは、価値を認めているので泣く泣く払っています。

とはいえ、やはり「Affinity」のような売り切りサービスで、しかも低廉にして、その代わり関連サービスを随時開発して必要に応じて購入するようなスタイルがいいと思います。

例えば「Affinity Publisher」なら、行頭禁足、行末禁足やアキ量設定などをツール化して売る。さらに言うなら縦書きなどもオプションとして売るようにしたらリテンションサービス(つなぎ止め)として喜ばれるような気がします。

安い」のは革命的メリットと思います。安く、売り切りがうれしいのに決まっています。どうやってリテンションを実現しながら継続的に売り上げられるかの仕掛けを考案することが、自らのサクセスにつながるのでしょう。

サブスクリプションはリテンションではあるけれど、必ずしもサクセスを約束するわけではないだろうと思います。

どうしてもリテンションサービスにこだわるなら、「従量制」にして、上限設定をするとかの工夫が欲しいと思います。

例えば営業マンが千人いて名刺管理を導入するなら500円かける千人として毎月50万円になりますが、利用頻度によって従量制として上限を20万円としておけば、20万円に接近したら20万円で止めるか従量を25万円にするかのような、ユーザーサイドの裁量があれば、導入しやすさが拡大するでしょう。

頓活

サービスを導入する以上は「明確なメリット」がカスタマーサクセスにつながりリテンションサービスになるように思います。これから減速していく社会のいて価格的メリットは不可欠だと考えています。



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