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政治的

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今朝読んだ本などから

さぼ郎
ワタシは、長いこと、日本は政治家が愚かでも官僚が東京大学出た秀才ぞろいだから何とかなっているのだろうと根拠もなく漠然と考えていました。

頓活

しかし、官僚の優秀さって、平時限定なんですね。緊急時になったとたんに、このありさまでした。

象徴するのが、例の「マスク」でした。あんなに不要なものに数百億円使うなんて、愚かな政治家が言い出したとしても官僚がブロックすべきなのに、伝え聞くところでは、官僚発案のようなので、2度びっくりしましたし、途中で誰も止めないで実現してしまうことに、今の内閣の狂気を感じました。

頓活

10万円の給付だって「電通」丸投げだそうで、なぜ、「電通」なのかが不明です。普通なら「NTTデータ」あたりような気もするのですが、裏の事情が動いていることはミエミエです。

森友学園、加計学園と胡散臭い話が続いていたところへ「桜を見る会」という宰相夫妻の関わりがそろったので、胡散臭さ満載の出来事が生じていました。

そこへ、赤木さんの遺書公開と佐川元長官への民事訴訟があって、どのみち、不問に処せられることは明らかでしたが、コロナ・パンデミックがこれらを覆い隠したようでしたので実にラッキーな人だと思っていたら、脱法的手法で過去からタブーとされた検事の定年延長を法改正する前に閣議決定をするという、「ルイ14世」的手法で押し通すという悪辣を凝りもせずにしでかしました。

頓活

その顛末があのざま(麻雀賭博で訓告&退職)だったので、嗜虐的な笑いを提供してくれました。

なんにしても、愚かな宰相が長く居座ることで知能の高い(はずの)官僚がここまで愚劣になるということは、何かが影響していることは間違いのないことです。

つまり、愚鈍な宰相が長く居座っていると、忖度官僚が愚鈍な宰相や大臣を補佐する過程で、馬鹿らしいと思うことからやる気を無くして愚劣化するのか、はたまた、愚鈍な宰相や大臣に成り代わって権力行使をする過程で権力の蜜を舐めすぎて愚劣化するかのどちらかだと思います。

荘子によると、人間は「」があることで栄華の夢を見ることができるとしています。その欲の中でも「権勢欲」が人間にとって優先度が高いようです。中国の歴史って、まさに権勢欲」の歴史のようなものですから。現在も進行しているようですけど。

たしかに「権力」を手にすればお金だって、なんだって実現可能になりますから。

つまり、官僚として階段を上り詰める過程で「権勢欲」の虜に絡め取られていくのでしょう。人間の欲望は絶対座標系ではなく、相対座標系なので、結局は自己の変節を原点回帰することはできずに、邪(よこしま)になっていくわけです。

毎日、飽食していると徐々に肥満していくようなもので、権力行使の快感を味わうと、おそらく中毒(麻痺)していくのだと思います。

頓活

そういえば、随分昔(1998年)のことですが「ノーパンしゃぶしゃぶ事件」というのがあって
日本道路公団 経理担当理事(大蔵省OB)、大蔵省 証券局総務課 課長補佐、大蔵省 証券取引等監視委員会 上席証券取引検査官、大蔵省 金融検査部金融証券検査官 室長、大蔵省 金融検査部管理課 課長補佐、日本銀行 営業局証券課長

これらそうそうたる人々が逮捕され、大臣や日銀総裁が辞任しています。

わずか20年前の検察には悪いことした官僚たちを逮捕するという正常性があったし、政治家にも辞任するという自浄能力がありましたが、上が腐ると、こんなにも愚劣になるのは驚きです。といっても当時、逮捕された連中と、いまの官僚の次元には差異はさほどはないようです。

それで、今朝読んだ本に話になりますが、アングロサクソンと日本人の基本的な違いですが、一言でいうと「サイコパス」的性格なのだそうです。

wikiで調べるとサイコパスは「 psychopathy、サイコパシー」のことで、「精神病質」と書かれていましたが、今朝読んだ本では、「感情に作用されず自分が正しいと思うことを実行してしまう」性格のことだそうで、アングロサクソンに多い気質だとのことです。

ワタシは「B型」なので、決断の場面でも反対する人や異議を唱える人、あるいは提案してくる人がいると、即座に「妥協」を考えて、丸く収めようとしてしまいますが、「決断」の場面では、あってはならないことだと指摘しています。

泣いて馬謖を切る」事ができなければ、リーダーになってはいけないことで、それができるのが「サイコパス」の気質なのだそうです。ワタシが諸葛亮孔明だったなら「笑って馬謖を許す」のがオチで統率が取れるはずがありません。

頓活

アメリカの企業人には、決断において感情に左右されない気質が明確な人が多いのだそうです。日本でも企業経営している人には少なくない気質のようです。

つまり、人の上に立ってはいけない人が長いこと宰相をやっていることは、決して自慢すべきことではなく、単に政治と有権者の劣化を示しているだけで、官僚がサポートするのかと思いきや、劣化した権力者の権力代行を強いるうちに「権勢欲中毒」にかかり、頭が「ノーパンしゃぶしゃぶ」状態になっていることが、今の日本の政治の喜劇性ではないでしょうか。



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