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政治的

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Newsweek 2020.3.31号

さぼ郎
最近、図書館では予約本以外の貸し出しをしなくなりました。つまり、閲覧が許されなくなったので本がなまま手元に来るようになりました。

世界は中国依存の危うさを認識せよ

中国発のウィルスで世界は大騒ぎになりました。ふと気づけば医薬品有効成分(API)の輸出制限をしなかったことや、マスクや人工呼吸器などを海外に輸出していることなどから、発症元のくせに、中国の尊大さに感謝するような論調にすり替えようとしています。

米国で売られている抗生物質の97%が中国製になっているようです。ジェネリックの生産国のインドでは、医薬品有効成分(API)の70%が中国に頼っているとかで、かつて日本がレアアースでやられたように、ここまで来てしまうと中国が世界のサプライチェーンを牛耳っていることになってしまっています。

土地が安くエネルギーが安く人件費が安いというだけで、ここまで依存した発注国の知恵が足りなさすぎたことは自明です。それなりの事情があったとは言え、とどのつまりは「儲け」を優先しすぎたということのツケを払うことになっているわけです。

ご他聞に漏れず、日本も同様です。最初は韓国で、次に中国を生産国にして儲けだけを取ることができると安易に考えたツケがこのザマです。

頓活

今回のコロナだって、何が起きていたのか全く不明ですし、新疆ウイグル自治区で起きていることなども、世界では声を上げる国が僅かでしかありません。

日本が「アズ・ナンバー・ワン」だなんて言われていたのは一瞬のことで、いまでは中国の風下にいなければ成り立たないくらいの経済規模になり、これから先はますますその傾向が強まっていくことははっきりしています。

ドルが基軸通貨である限りはいいとして、そこに陰りが出てくればアジア圏の経済は間違いなく「元」で動くことになるでしょう。

財政出動

Newsweekとは関係がありませんが、今回、アメリカが出そうとして財政出動は220兆円だそうです。これはGDPの約1割。

日本だとGDPの1割が50兆円くらいになるのでしょうか。しかし、日本はすでに1000兆円(GDP比200%超え)を超す借金があるわけで、ここで、50兆円の財政出動をすればかなりのダメージとなりそうです。

だからなのかはわかりませんが一世帯にマスク2枚で世界に笑いを提供しています。とうぜん、日本国首相・副首相の知能なら、このレベルかも知れませんが、東大卒の官僚がこのような愚かなことをするにはきっと裏があってのことと思いますけど。

頓活

アメリカが日本と同じ規模の財政赤字になるまで220兆円規模の財政出動が後9回できるのだそうです。

MMTとか言う理論だといくらでもお金が刷れるということでしたが借金は借金であって、国内では同じ1円であっても、1ドルが360円になれば輸入は壊滅してしまいます。

貨幣は信用が創造するというのがMMTの中核理論でしたが、その信用が為替においてどのように評価されるかも理論の中で検討されていなければなりません。

新井白石の時代、つまり江戸中期に荻原重秀という勘定奉行が小判の改鋳をやって不純物で貨幣量を増やしました。信用貨幣論から言えば、全く問題のない話でしたが、貿易において小判が使用できず、貿易用に銀貨を作らなければならなくなりました。

山本太郎さんが、今ひとつブレークしないことに、このような安手の理屈にそそのかされることに有るような気がします。ポピュリズムだけでは政治は動きません。

彼が政権をとったとしても官僚が協力するはずもなく、かつての民主党政権のように政権運営が滞ることは火を見るより明らかです。かといって、今の自民党の政権運営が素晴らしいというのでは全くなく、今の自民党政権は官僚にやりたい放題を許しているというバランスで成り立っているだけでしか無いよう見えます。

このコロナ災禍によって、少なくとも日本はリセットしなければならないという認識を持つべき警句として受け止めることが良さそうです。

ラウンドアップ

除草剤を使わないヒトには全くわからないことだと思います。ラウンドアップというモンサントという会社が作った世界戦略的除草剤が淡水池中の植物プランクトンの40%を喪失させているようです。

頓活

実はプランクトンはCO2を吸収するという役割を果たしているという重要な役割を持っています。

プランクトンが死滅するということは、ミミズも死滅し、世界のミツバチが減少しているのもラウンドアップの影響だとされています。

日本はアメリカ圧力に負けて種子法を変えて、アメリカ産の種を買うことになります。アメリカ産の種は遺伝子を組み替えてあり、モンサントの農薬に対する耐性があるので、農家は楽して農薬を撒けるようになりますが、地球環境は時間の問題で破壊されて行くことは必至です。

イランと日本の共通点

共通する点が有るということですが、省略します。



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