PAGE TOP

科学的

印刷する

宇宙は無数にある

さぼ郎
知的生命体がいて、地球に来る あるいは 攻めてくる なんて話が映画になります。

UFOを信じているヒトも少なからずいます。

さて、太陽系に最も近い恒星はケンタウルス座アルファ星だそうで、4.3光年の距離だそうです。

頓活

なんだ、近いじゃん。ケンタウルス座アルファ星の惑星に知的生命体がいて、邪悪な生命体だったら、攻めに来てしまうかもしれません。

しかし、光速なら4.3年ですが、秒速17キロの速度で移動するなら7万年以上かかってしまいます。どれだけ邪悪であっても、7万年の間にはおとなしい爺か婆婆なるか、はたまた死んでしまうでしょう。

ちなみに最も近いと言われる銀河がアンドロメダで250万光年離れています。単純に計算すると400億年もかかりますから、アンドロメダ銀河のどこかの惑星の知的生命体が400億年かけて地球を攻めに来るとは考えにくいと思います。

頓活

宇宙ができてから137億年とか138億年とか言われていますが、その3倍もかかるというわけです。宇宙ができたときから地球を目指しても、まだまだ到達できないわけです。

可能かどうかわかりませんが、光の速度で移動したとしても250万年。その半分の速度でも500万年かかります。

宇宙船だって痛むでしょうし、宇宙船の中で繁殖するなら、下手すれば人口が溢れてしまうか、日本のように人口が減少して死滅してしまうかもしれません。

少なくとも「知的」であるなら、そのような無謀なことはきっとしないと思います。

しかも、この宇宙はハッブルによれば膨張しているのだそうです。膨張しているのだから、遡れば1点に収斂するだろうということからビッグバンが考え出され、1964年に、その証拠となる「宇宙マイクロ波背景放射」というのが見つかっているのだそうです。

頓活

それが見つかると、なぜ、ビッグバンがあったのかがわかるのかは不明です。

宇宙ができたときには、分子や原子はできていなくて、その元となるプラズマ状態というかエネルギーのような状態から量子や素粒子のような状態だったとかで、そのときは光もなかったと言うか、引力によって光が外に出られなかったようです。

それが、どういうわけかドカンと膨張しだして、何かの加減で歪ができて、水素という分子が作られる。その水素が集まり、収縮すると太陽のように核融合がおき、そこからやっとヘリウムや炭素や水素が作られてくるという気の長い話です。

誰が調べたのかは知りませんが、全宇宙の物質の質量では足りないのだそうです。というか、あと5分の4が、どこかにないと星や銀河が生まれないのだそうで、そのあるはずだけれどない物質をダークマターというのだそうです。

そのことは重力源がないのに光が曲がってしまうことで、なんとなく「ないもの」がありそうだと言えるのだそうです。

さらに、宇宙が膨張しているのですが、当然、膨らむためにはエネルギーが必要になります。これをダークエネルギーと呼ぶのだそうです。

膨らむ以上、膨らむ前の状態があるわけで、それを「相転移があった」として考えているようです。相転移とは水から氷ができたり、同じく水が水蒸気になるようなもので、突如として誕生したエネルギー(「真空のエネルギー」と呼ぶようです)が相転移して宇宙が始まるという説明がされています。

ようはビッグバンが始まる直前に、相転移が起きており、それを「インフレーション」と呼んでいます。

そもそも「インフレーション」とは、「膨張」のことで、それを経済用語として物価の上昇に使っているようです。

このようなインフレーションは、我々の宇宙だけに起きたこととはむしろ考えにくく、無数に宇宙があると考えるほうが自然なことのようです。

銀河の中心にはブラックホールがあり、その撮影に成功したというニュースが有りました。



観測データから再現した画像でオレンジ色に見える輪は、回転しながらブラックホールに吸い込まれるガスが60億度以上の超高温になったものだ。輪の直径は1千億キロで、光の速さで4日間かかる。この大きさを元に計算したところ、ブラックホールの質量は太陽の65億倍だった。
何がすごいのかわからないほどにすごい話のようです。

水が相転移して氷になるときは、氷が無数にできて面としてつながっていくのだそうで、ある領域でインフレーションが起きると、真空エネルギーが熱エネルギーに相転移していく。

おそらくそれは、一つの宇宙として起きていることではなく、自ら氷ができるように無数に相転移が起きているはずである。

当初は個々の宇宙は、何らかのホールで結合されているけれど、いずれかの時点で閉鎖されることで相互の宇宙は因果関係を持てなくなるという話。

イメージとすると、その相転移の後に起きる膨張は、宇宙の外からすれば光の速度で収縮していると考えられるようです。

しかし、そこには事象の地平線があるので、我々の宇宙から外の宇宙をみることはできないから確かめようはありません。

そもそも、宇宙が誕生してから137億年経っているわけで、137億年かけて広がってきているのだから、そのハテにつくとしても計算(どういう計算なのかはわかりません)では420億年かかるのだそうです。

ここからして隣の宇宙を見に行くことはできそうもありませんし、実際、どの方向に行けば中心があって、どの方向に行けばハテがあるのかも、少なくともワタシにはわかりません。

観測できているだけで1700億の銀河があって、大きな銀河には1兆個の星もあるようで、その数を数えているだけで、一生が終わりそうです。

これだけの星があるなら、確率的に知的生命体が活動している天体だってあってもおかしくはありません。なぜなら、この地球に人間が誕生しているのだから。

仮に、この宇宙に知的生命体が太陽系の地球にだけだとしても、宇宙が無数にあるなら、どこかの宇宙には知的生命体が、同じようなことを考えているのかもしれません。

ファラデーが電磁誘導を発見した時、ときの財務大臣が「電気が何かの役に立つのか」といったのだそうです。それに対してファラデーは「何の役に立つかわからないけれど実用化できれば税金をかけることができるでしょう」といったとか。

頓活

まさに原爆で痛い目にあったし福島第一原発であれだけの事故を起こしたのに、原子力発電所を作りたがるし稼働したがるのが政治家のサガ(習性あるいは利権)のようです。

量子だって、もうじきコンピュータとしてお金を生みそうな所まで来ています。

頓活

とはいえ、大枚かけて月を1周回ってくるという人もいるようですし、すでに大金持ちなどの民間人も宇宙空間へは行っているようです。

そもそもは1865年のジュール・ヴェルヌによる『月世界旅行』によりますが、150年ほど前(明治維新直前)には夢のような話が金次第の所まで来ています。



宇宙に意味を求めるのは無駄で、宇宙のことでわかっていることは4%という見解もあるようですが、宇宙に限らず人間が分かっていることなど、「4%」なんておこがましい気もします。

東京いると、ろくに星も見えませんが、時には満天の星を見ながら宇宙のハテのことや隣の宇宙のことなどを考えてみるのもいいかもしれません。

少なくとも1865年の東京(江戸)の空には天の川もありましたし。



キーワード