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政治的

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Newsweek 2019.12.3号から

さぼ郎
Newsweekを毎週、図書館から借りてきています。台東区では中央図書館にしかないようですが、いままでは、これを借りるのは自分しかいませんでしたが、最近、もうひとりが借りるようになったようです。

1冊460円なので買ってもいいのですが、買うと、隅から隅まで読まないともったいなきような気がして、そのために時間を撮られるので、やっぱり借りることにしています。

日本のニュースでは、ほとんど扱わないような世界の動きの情報が書かれていて、参考になるというよりは「新鮮」な情報に接している気がします。

2019.12.3号には、とても重い記事が掲載せれていましたが、その前に、良い話題もあったので、そっちから扱います。

頓活

チャーリー・プライド」という歌手を知っていますか?

カントリーの歌手で52曲がビルボードのカントリー部門でトップ10に入り、そのうち29曲が1位になっているのだそうです。驚異的な歌手ですよね。



実は、黒人なんです。「ニグロ」という言葉が幅を利かせていた時代にカントリー部門で1位になり、スーパースターになった唯一の黒人です。

プライドは「自分はアメリカ人で歌がうまい。私が歌うのを聞けばみんな感動して、たとえ私の肌が緑色でも気にしないはずだ。」と言っています。

デトロイトでカントリーの大御所たちと共演したときのこと。彼が登場すると会場は静まり返ったそうです。そこでプライドが「カントリーミュージックの舞台にこんな男が出てくるなんて、めったにないですよね、こんな万年日焼け顔の男が

この挨拶が大受けして、聴衆は彼の歌声を聞いて感動したのだそうです。

人種とか民族といったアイデンティティが必要な場面はありますが、それが差別につながることは、悲しいことではあります。

ワタシが一番好きな女性の歌手はナタリー・コールで、男性の歌手はライオネル・リッチーなんです。

カントリーも好きで台東区にあるカントリーのCDの大方は借りてきてiTunesに入れてあります。

チャーリー・プライドを聞こうと思って図書館のCDを検索しましたが、1枚もありませんでしたのでアマゾンで買いました。

同じ日本人同士でも凄惨な差別をしてきた時代がありましたし、チャーリー・プライドの次の記事が「殺戮者の子供と生きた25年」という特集です。

人類は、そうした負の事実を踏まえて前に進まなければ、負の事実は負のままに置かれ、怨恨や怨嗟にしかならないわけで、それが回り回って負のエネルギーになるわけで、それを回避するのが「知性」であり「教育」であるべきです。

ルワンダで起きたジェノサイドから25年が経ったのだそうです。100万人が殺戮され、25~50万人ものツチ族の女性が性的暴行を受け、およそ2万人の子供が生まれているのだそうです。

頓活

父権的な社会で、殺人者であるフツ族の血を引く赤ん坊は忌み嫌われ母とともに周囲から孤立したとのこと。

特集では7家族のその昔の写真と最近の写真を掲載し母と成人した子の意見を揚げています。

性奴隷にされ、強姦された挙げ句に生まれた子を育てた母親の力が、親子の理解にもなり絆にもなっています。人類は必ず前に進まなければならないと痛感しましたし、このように前に進んでいる人達がいることを人類の知性として活かさなければならないと思いました。

日本も、事あるごとに韓国から「慰安婦」の強制性を言われ、国連では韓国のロビー活動の成果で「セックス・スレイブ」などとして取り上げられています。

世界のどこにでも、どの時代にでも「娼婦」や「遊女」は必要悪としてあったようです。日本でも万葉集などにも「うかれめ」として登場しているようです。

一般的には、家が貧しくて親が女衒(ぜげん)などに売るケースが多いように思います。戦前の日本でも、特に昭和恐慌などの不況により男の子は腹いっぱい食べられるとして軍隊へ行き、女の子は女郎屋に親が売り、口減らしをしたようですが、その当時には自分が存在していなかったので、書物による知識でしかありません。実感はありません。

韓国で、反日教育の成果なのかは知りませんが、少なくとも当時、存在していなかったような若者が、確たるエビデンスもなしに従軍慰安婦や徴用工に関してとやかく言うことの不思議は、なんとも言えないものがあります。

反日種族主義」という本が韓国人によって書かれており、日本でも販売されています。その本を読んだ方から、感想のレポートをもらって読みました。

頓活

結論から言えば、日韓、あるいは日中韓で教科書を作るような国家の知性を持つべきと強く思いました。ファクトは一つしかなく、まずは、各国で使っているファクトを収斂させる努力からはじめ、ファクトの解釈については、極力主観を排除しエビデンスをもとにする。

エビデンスがないような場合は証人を複数求めて各国の言い分を紹介しながらも、未来を思考するような教育でなければ、実に無駄なことだと思わざるを得ません。

アメリカで、白人の聖域でもあるカントリーを黒人が歌うことを許容するようになっているのに、いまだに日韓では軋轢を抱えたまま解消する方向性すら見えていません。

頓活

大いに国家の知性を発揮してもらいたいです。「桜を見る会」で官僚たちが知性の限りを尽くして嘘を付きまくるのを見ていて、なんだか努力の方向が違うような気がするのは、ワタシだけじゃないと思います。



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