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閑話休題 「テレビの力」

さぼ郎
そもそもは、マツコ・デラックスがTOKYO MXテレビの番組で「NHKから国民を守る党」に投票した有権者を侮辱したということで、立花孝志氏が激怒してTOKYO MXテレビに突撃をしたという話題から見えてくるものを考えてみました。

頓活

立花氏の論点は、テレビという公共の電波を使って一方的な影響力を行使するなら、行使された側にも反論の機会を与えるか、対談させるようにするべきであるという主張です。

頓活

それを申し出ているのにマツコ・デラックスもTOKYO MXもスルーしているのは卑怯であるということで毎週、17時にTOKYO MXのスタジオ前で立花氏の主張をするようです。

早速、有名な人達から賛否が投稿されています。

やりすぎ」「スポンサーの崎陽軒が売っているのはシューマイではなくシウマイだ」とか、様々ありますが、意外にも弁護士たちは違法性がないとしている点です。

それと、「政治家なら政治をするべきだ」「税金から高い給料を払っているのだから無駄なことをするな」という論点に対し立花氏は、「まさに政治活動をしている」と反論します。

立花氏の言わんとする所は、つまり、テレビという公共の電波を使う以上は「公平性」と「事実の報道」という、放送法を盾にして、一方が他方を侮辱したなら、侮辱された側にも反論の機会を与えるべきで、テレビというメディアの危険性を国民に周知するという政治活動だという主張です。

仮にすべてのテレビ局が安倍晋三さんや麻生太郎さんの批判を連日行えば、おそらく自民党も政権を維持できなくなり、テレビは安倍晋三さんのお腹が痛くなるぐらいの力を持っているのだということを指摘しています。

にもかかわらず、テレビは政権や企業の恣意による一方的なメディアであって、YouTubeのように反論ができる媒体ではない故に公平性、公正性を確保しなければならないことを、立花孝志さんは政治活動として訴えているとしています。

そんな主張をYouTubeでみていたら、やはり賛否の動画が上がっています。DaiGoというひとの動画によれば、立花氏はいままでマツコがやっていたことを逆手に取っていると指摘しており、戦略がうまいと褒めています。

頓活
というのは、マツコはマイノリティである。つまりは弱者であった。その弱者が強者に対して歯に衣着せない物言いをすることがマツコの「売り」だったわけですが、いつのまにかマツコの稼ぎ金や発言力が「強者」になってしまっていて、その強者という立場から弱者に対して侮辱発言をするならば、そこは90万票の有権者という弱者を代表して立花氏がノロシを上げる正当な理由を提供してしまっていることを指摘しています。

マツコは、マイノリティであり弱者であったのが、芸能人として成功することで金持ちになり強者になっていることで、立場がかつてと逆転していることの自覚が希薄になっている点が、今回の騒動の起点にあるとDaiGoさんは指摘します。

しかし、立花氏にとってはマツコの発言は格好の餌でしかなく、立花氏が追求したいテレビのあるべき姿への「本質」を、マツコ・デラックスという、いまや国家的人気者と戦うことで注目を集めようとしているわけです。

DaiGoさんが見る立花氏の3つの戦略
1.利他的な戦いをしていること
有権者、フォロワーを代表しているリーダーとして戦う
2.1対1で戦わない
100万人の有権者の代表として1人のマツコと戦う
3.1イシュー:目的の単純化
1シューであるゆえにフォロワーの結束力と目的が一致している

経済的な強者であるマツコを叩く庶民(1イシューで集まっている)の代表という構図は支持を得られやすいわけで、ここでマツコ側が訴訟したり、何らかの圧力をかければ、庶民を敵に回すことになるわけで、いまや経済的強者となったマツコには分(ぶ)がないことを見極めた上でイクサを仕掛けていると指摘しています。

ここまでをまとめると、
強者(金持ち、知名度)になったマツコが弱者を揶揄した
立花孝志がマツコの知名度を後期と捉え弱者を背景に戦いを挑んだ
大義はテレビというメディアの公平性、事実性
テレビは一方通行で言いっぱなしの強者のメディアである
弱者を揶揄するなら揶揄された側の意見も取り上げるべき

と、DaiGoさんが立花孝志氏の戦い方が正当であるとする動画をアップしています。

ようするにテレビというメディアは、いまや大衆のお楽しみなどではなく、世論を形成するツールとして政治利用されており、NHKの会長は内閣総理大臣が任命するわけで、その政治性からして純粋な公平性は無いわけです。

れいわ新選組」の山本太郎さんがテレビに関して主張していることの一つに、憲法改正に関するCMの量(時間、予算など)に制限がないことを指摘しています(海外では厳密な制約がある)。

連日、テレビCMで憲法改正の「」を有名タレントを使って宣伝しまくれば世論形成ができるわけです。テレビのCMといえば「電通」がバックにいて自民党の政党助成金(これって税金だろう!)から電通にたっぷり循環されれば、その危険を懸念して声を張り上げているのは「れいわ新選組」だけでしかありません。

頓活

立花孝志さんがいうには、放送法では受信機の設置に対して契約を義務付けているけれど放送法では、受信料の支払いを義務付けてはいないのだそうです。これは国家権力のみに与えられている「徴税権」が絡む問題で、見る人にも見ない人にも等しく受信料の支払いを義務化すれば、ほぼ「徴税」と同等になってしまいます。

そのNHKは、未曾有の収益を上げ、人件費や社屋に潤沢な資金を使って放漫な経営をしているようで、今後、国政調査権を手にした立花孝志氏が切り込んでいくのだと思います。

DaiGoさんに言わせると、腐りだした組織が変革するのには一般的には4年かかるのだそうです。一気に改革すれば、お陀仏になる可能性が否定できず、かといって腐りだしている組織を放置すれば、やはりいずれお陀仏になるようで、ちょうどいいのが4年あたりのようです。

立花孝志さんは参議院議員だから時間は足りています。

ちょっと、視点を変えて「コジコジ」というパソコンや家電の修理をYouTubeで流しているYouYuberの動画に興味が惹かれました。

個人Youtuber全滅の危機!?今後のYoutubeについて思う事【闇】

頓活

この人の警鐘は、YouTubeの動画コンテンツが企業化し、テレビ化していて、いずれ個人のYouTuberが総数派になっていくのではないかと懸念をしています。

VTuber」などと聞き慣れない言葉もありますが、立花孝志さんが双方向性を称賛しているYouTubeも、お金になるのであれば専業化し法人化していくのも「さもありなん」と思うわけです。

そして、法人化すれば資金の提供者の恣意によるメディアになっていくわけで、これがメディアの宿命なわけです。

頓活

そもそも、「国営放送」自体が国家の恣意の放送であることは明らかなわけで、これを見る人がお金を払うようにすれば、見る人を増やすための努力がいい側に作用することは自明ですが、逆に、それは国家によって不都合なわけで、立花孝志さんがどのように立ち回るのかが見ものです

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