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リーダー論

さぼ郎
Newsweekの2019.6.18号の特集は「至高のリーダー論」でした。日医大の待ち時間に読もうと思って1階のセブンイレブンで買いましたが、読んだのは函館から帰る新幹線の中でした。

サム・ポトリッキオと言うジョージタウン大学というところの先生だそうです。彼の主張は、リーダーは持って生まれた資質ではなく、育てられるものであるということのようです。

しかし、リーダーにはそれなりの適正と決断力などの能力は不可欠だと思います。

1947年から野田佳彦までで、

1位 O型 11,352日(15人)
2位 A型 8,495日(9人)
3位 B型 1,827日(3人)
4位 AB型 1,567日(2人)

ということのようですが、割合でいうと、O型が約50%でA型が38%。日本人の人口で見ると、A型が38%でO型は31%だそうですから、O型の50%は、リーダー資質を示していることを推測することができます。

AB型は、人口比率が9%だそうですから総理大臣の7%は、まぁ、そんなものでしょう。となると、人口で22%いるはずのB型の総理大臣が8%しか在職していないことは、リーダー資質のなさを示しているとも言えそうです。

データーは野田佳彦さんまでです。で、B型の総理大臣はというと、田中角栄、竹下登と、そして我らが安倍晋三になります。

安倍晋三が長期政権で頑張っているので、B型の在職比率が向上していることと思いますが、果たして、日本にとっていいことなのだか、そうではないことなのかは歴史が示してくれるでしょう。

あっちこっちで同じ話をしていますが、昔、陸軍でどういう兵隊が勇敢なのかを調べたのだそうですが、肉体的な特徴には一切、相関が出なかったのだそうです。

で、誰とだったら、また戦地に行ってもいいか、誰とだったら嫌かと聞いたところ、もう一度戦地に行ってもいいのは「O型」で、絶対イヤなのが「B型」だったそうです。

遺伝的に血液型と性格を結ぶものは見つかっていないとか、統計的に相関がないとか言いますが、絶対に血液型と性格には相関が有ると確信していますし、陸軍が証明しています。

で、Newsweekの特集を読む限り、これが人気の教授が書く文章なのかと思うくらい、凡庸な文章です。

そもそも、リーダーになることに価値があることを前提にしていますが、そこから間違っているような気がします。

もちろん、リーダーが不要だと言っているのではなく、資質に恵まれ適正が十分にある人にはリーダーシップを発揮してもらって、世の中や社会をより良くしてもらいたいと願うことには人語に落ちるものではありませんが、かといってポトリッキオが言うようにリーダーになるための目標を立てて日々精進するつもりはありませんし、耐えられるものでもないし、まず、B型という血液型が許さないでしょう。

後半に「耐性菌の逆襲」という特集があります。ようは、手術などを受けると抗生物質を大量に投与されるわけですが、その弊害として菌に耐性を与えてしまっていて、いまや、通常の抗生物質では退治できないくらい強力な耐性菌が生まれだしているとのことです。

かといって感染症にかかるのもゴメンですし、そもそも患者が選択できるわけでもないので、身を任せるしか無いわけですが、ある意味、いかなる逆境にもまけず進化してくる菌にも、敬意を表したいような気持ちもあります。

人間が生まれて生殖できるようになるのに10数年かかかるわけですが、大腸菌は20分後には子供の世代に繁殖しています。ダーウィンは「進化」と言いましたが、人間が更に進化したという話を目にしたり耳にしたりしません。

確かに、八村塁やサニーブラウンを進化というのかは不明ですが、改良であっても進化ではない気もします。つまり、この数百年や数千年で進化することができない人間が、その昔は「菌」や「アメーバー」だったとするなら、耐性を持つ菌のほうが圧倒的な進化を遂げていることになります。

つまり、「良く」なるということは「悪い」ことを喪失しているわけです。「良い」ということにだけ一意的な価値を求めているから「悪い」こと、「劣っている」ことに価値を見出しませんが、それは単に資本主義、競争社会を信奉する人々にとっての金科玉条に過ぎないわけです。

リーダーなんてのも、そんな存在でしか無いわけで、あえて大学で勉強する学問のような気がしないのです。

人間として生まれた以上、少なくともリーダーになって権力を欲しいままにしたり、富豪になって使い切れないくらい資産を形成するよりは、情緒豊かにゆっくりとした時間を過ごすほうが自分的には性に合っているという負け惜しみを言い続けています。



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