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科学

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トリソミー

さぼ郎
トリソミー

今読んでいる本で「トリソミー」という言葉を知りました。要するに性染色体のことで、女性は「XX」で男性が「XY」になります。が、まれに「XXY」になることがあって、染色体が3重になっていることを「トリソミー」というのだそうです。

猫の場合、色を規定しているのは「X」染色体なのだそうで、三毛になるためには最低でも「XX」(黒と茶と地の白)でなければならないのだそうです。よって、オスの三毛猫は原則的に誕生しないこtになりますが、まれに「XXY」になると、三毛のオスが生まれることになりますが、このオスは生殖能力を持たないので一代限りとなります。

この「トリソミー」を使って植物では「種無し」を作ります。

種無しブドウは、ホルモン処理をして受粉しなくても受粉したとブドウに司令を出させて実をもミノらせるのだそうです。

グレープ

蜜柑も似たようなもので、ホルモンと化学肥料とで立派で美味しい蜜柑を作るようですが、生産地ごとの手法があるようで、すべてにおいてホルモンが使われているわけでもないようです。

種無しスイカは、薬品を使って染色体異常を発生させて受粉し、強制的に「トリソミー」にすることで種を無くしているようです。

種無し」とは異なりますが、ソメイヨシノはエドヒガンとオオシマザクラを交雑して作った桜だそうです。エドヒガンは葉より先に花が咲き、オオシマザクラは、その花が大きくて立派なところから、両者の特徴を活かすために交雑し、その後、接ぎ木で増やして言ったのだそうで、いわばクローンになります。

桜

よって、環境条件が整えば、固体としての判断はなく一斉に咲きます(みな一卵性の兄弟のようなものだから)。

が、異なるDNAを混ぜているためか、繁殖はできないようです。と同時に木の寿命も短く100年位が限度のようで、多くは50~80年程度のようですが、寿命が短い理由は判明していないとのことです。

これまた、少し話が異なりますが、異なる種の交雑ついでにトラとライオンの交雑は、父がライオンで母がトラの場合は「ライガー」と呼ばれ、父がトラで母がライオンだと「タイゴン」と呼ばれる個体になるのだそうですが、生殖能力を持つことはできず、成獣になると各種の疾患を抱えるようで、研究目的以外での繁殖は倫理上の問題があるとして禁止している国が多いようです。

ヒトの「トリソミー」では「13トリソミー」「18トリソミー」「21トリソミー」についての説明が記事としてたくさん上がっています。「21トリソミー」は別名、「ダウン症」と呼ばれ、昔は短命と言われていましたが、最近では決してそういうことはないようです。

13トリソミー」「18トリソミー」は、21トリソミー」よりも障害の程度が過酷だそうで、以前は、致死的染色体異常を持った赤ちゃんへの医療行為は優先順位が低く、「いたずらに命を引き延ばすだけの過剰な医療」と考えられていた時代もあったそうです。

無侵襲的出生前遺伝学的検査(NIPT)」というのがあって、
2013年の1年度において約4万5千人が検査を受け、「陽性」803人(1.8%)のうち675人が確定検査に進み、最終的な陽性確定は605人
という記事のデータがありました。YaHooの記事なので、いつリンクが切れるかは不明です。
陽性確定者の93.7%、実数で567人が人工妊娠中絶を選択
出産する女性の年齢との相関を示すデータも有りました。

出産年齢
記事にリンク ↑

人生には厳しい選択があって、片方を選べば、もう片方を選ぶことはできないことって多いです。人間には価値観というか人生観というか、ある人には宗教観もあって、「考え方」「感じ方」一つで、悩んだり苦しんだり、また、嬉しかったり楽しかったりします。

ウィリアム・スタイロンの「ソフィーの選択」なども、厳しい選択でした。

ワタシは、「偶然」と言うのは認知の捉え方(見え方)でしかなく、全ては「必然」で起きていると考えるようにしています。

だから「性善」もなければ「性悪」もないわけです。「」も「」も、所詮道徳の話でしかなく、こんなものは時代とともにいかようにで変転してしまうものでしかありません。

善悪

元をたどれば、人間は動物でしかないわけで、すべからくは生物としての掟に従わざるを得ないわけですが、徐々にその掟を破り「神の領域」に手が届きだしています。

地球の生態系を最も壊している人間ならではのことであり、すべからくが福音なのかは、あずかり知るところではありませんが、人生における選択同様に、通常の択一は、「そのどちらか」ではなく、「その中間」であることが往々にして多いのが世の常でもあります。

種無しの果物のように、薬品処理をして「生殖」を止めることで種を無くす技術は、人体に影響がないということで商品が流通しているわけですが、やはり、少し用心しないとという危惧は感じます。

セブンイレブンなどのコンビニで売っている食材なども、裏のラベルを見ると何がどうなっているのかわからないほどに添加物が使われていますが、一応、人体には影響がないことになっています。

福島の放射能も人体に影響がないことになっていますし、農産物に使われる残留農薬も、牧畜や魚介類に養殖使われる抗生物質も、全て人体に影響がないことになっていますが、それら全てを複合させればどうなるのかは、誰も研究していないし、どこも責任を負ってはいないわけです。

医療的ケア
「医療的ケア」に関する記事にリンク ↑
(YaHooのニュースなのでいつリンクが切れるかは不明)

先進国って、何なんだろうと思います。と、同時に、日本って、本当に先進国なのだろうかとも考えてしまいます。二言目には「正直」だの「誠実」だの「勤勉」だのと言いくるめられて、根拠もなく鵜呑みにしている部分が自分の中にあります。

欧米では自力で食事が取れなくなった時点で、オサラバする体制に組み入れられるようで、寝たきり老人がほとんどいないという本を借りています。

医療技術の問題でもなく、医療倫理の問題でもなく、国家としてのあり方の問題と思います。

老人が死ぬのは宿命なのだから、少し欧米流の考えを斟酌すべきと思いますが、この老人利権で食べているヒトが少なからずいるから、問題は簡単ではありませんし、老人にも「清き一票」があることも予算配分の上で、大きなポジションを占める要因にもなっています。

廃車

老人を大切にすることは重要な事ですが、最優先ではなく、如何に「人道」を振りかざした所で、限られた資源は未来に繋がる部分の配分を厚くしていかなければ、国家の衰退は自明のことと思います。

が、そのずっと前のこととして、劣悪で稚拙な政治をどうにかして、政治家のレベルを、せめて標準偏差並みに引き上げないと、官僚の言いなりが続くいことになってしまいます。

この、官僚主導、官僚がいなければニッチもサッチもいかない、この官僚依存社会って、本当に先進国なのだろうかという疑念を払拭することはできません。

夢

理想社会」という、現実的には北欧が最も近いのだといわれていますが、その「理想社会」に対して、確実に言えることは、日本はまだまだ「途上国」だということです。

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