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あれこれ

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51%攻撃

さぼ郎
仮想通貨で、いま、流出があって結構な注目が集まっていますね。これって、かつてマウントゴックス(Mt.GOX)というところでも、取引所から預かっていた仮想通貨が盗まれるということがあったような記憶がありますが、なぜ、金融庁は規制をしないのかが不思議です。

仮想通貨

ま、そもそもが怪しい話なので、金融庁としては、あまり真剣に考えていないのかもしれませんね。しかし、流出のあった取引所の月間の扱い額が2兆円だそうで、仮に1%の手数料としても200億円、2%なら400億円です。

みなしの金融業が「2兆円」もの扱いをしている事自体に、危険がありそうな気がします。ま、それを承知で投資しているのですから、それはそれでいいのかもしれませんけど。

仮想通貨をちょっと調べてみると「ビザンチン将軍問題」とか「51%攻撃」などという、オドロオドロしい言葉が現れています。

将軍

ビザンチン将軍問題
相互に通信しあう何らかのオブジェクト群において、通信および個々のオブジェクトが故障または故意によって偽の情報を伝達する可能性がある場合に、全体として正しい合意を形成できるかを問う問題
ということのようで、要するに、そもそも「ビザンチン将軍」って誰なのか? って感じですが、
東ローマ帝国(ビザンチン帝国)の首都コンスタンティノープルを攻略するオスマン帝国の将軍たちがそれぞれ軍団を率いて、ひとつの都市(コンスタンティノープル)を包囲している状況で発生
したというのですが、関ヶ原の戦いみたいな状況で、小早川が裏切ることで総崩れになったようなことで、今と違って、武将たちが集まって戦いをするとして、その戦いの後を考えると、どっちに着くべきかはとても微妙なわけです。

そんな時に、なにをヨスガに信じられるかを解決する手法だそうで、よくは分かりませんが、ビットコインの「プルーフ・オブ・ワーク」が、その解決策だそうです。無駄なことをすることが解決策だなんて、ブラックな話ですね。

延々と無駄な計算を、しかも競争して解かなければならないことが、どれだけの信頼性を与えられるのかは不明ですが、賢いお人たちが言うのだから、そうなのでしょう。

しかし、マイニングするヒトが全体の51%を超えてしまうと、これはこれで信頼性がなくなるわけです。

過半数

Ethereum」というブロックチェーンがあって、これはいろいろな仮想通貨が扱えて、しかも仮想通貨だけでなく、様々な情報が扱えるブロックチェーンなのだそうです。

スマート・コントラクト」という、コントラクト(契約)を管理できるような仕組みまでもカバーしているようなのです。このコントラクトにEthereumで動く言語でコードを記述することで、そのコードを読み込むことでコントラクトを実行することなども可能だという話で、その可能性に投資家がビットコインに次ぐ投資をしているようです。

そこで、DAODecentralized Autonomous Organization)という考えが出てきて、そして破綻したようなのです。

Decentralized:分散した
Autonomous:独立した
Organization:組織

ようするに、「分散していて、かつ独立した組織体」というようなことのようで、まずは、etherという仮想通貨で「トークン」という権利を買うわけです。

トークンの持ち数に応じた投票権が与えられるわけです。その資金力に対して、お金を必要とするアイデアを持つヒトが名乗りを上げて、投資に対して還元が得られそうなアイデアに対して合議によりトークンを与えるという仕組みです。

投資

しかし、もし、トークンを51%以上獲得してしまえば「独裁」になるわけで、「全てのお金を自分に渡す」という企画を立てて実行すれば、実施されてしまいます。

それに対応した対策を立てたようですが、現実には投資に対する合議が得られなかったりで、企画が集まらないしで、失敗だったという話のようです。それ以外にもセキュリティの問題もあったようです。

あれ? 51%以上で「独裁」って、どこかの与党がそうだったよなと思い出して調べてみました。

衆院が自公で312議席、参院が自公で150議席。
衆院定数が465議席だから、67%。
参院定数が242議席だから、62%。
足して国会議員定数が707議席の所、自公で65%獲得

つまり、「51%攻撃」は既に完成していて、森友だろうが、加計だろうが、日本の政治の現状は、結果として民主主義は形骸でしかなく、実質は「独裁」になっています。

政権与党の議員が聖人君子であることを祈るとともに、自ら進んで独裁国家にしている有権者の愚かさは、かの民主党によって懲りた事は事実としても、国民にとっての利益という観点からは離反していますよね。

スマートフォンのときがそうでしたが、あっという間に日本メーカーの携帯が駆逐されスマートフォンになってしまいました。

スマートフォン

ブロックチェーンが、そうしたインパクトを持つのかは分かりませんが、三菱東京UFJ フィナンシャルグープが「MUFJコイン」を始めるとのことで、送金ができることと、契約店での支払いができるようですが、1コイン=1円だそうですから、投資の対象にはなりません。

はたして、送金だけでボリュームが取れるのかは、甚だ疑問です。

お金が回り、増やせる仕組みを考えないと、仮想通貨であろうが、リアルマネーであろうが、利用者にとっての福音はあまり感じられません。デビットカードでもいいような気がします。

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