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あれこれ

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核兵器禁止条約に日本は交渉不参加

さぼ郎
リーマン」といえば「リーマン・ショック」が思い浮かばれます。2008年にリーマン・ブラザーズ・ホールディングスが破綻したことから世界的な金融危機が発生しました。

そのリーマンと、ベルンハルト・リーマンは、なにか関係がありそうな気もしますが、あまり関係なさそうです。

ベルンハルト・リーマン
wiki「ベルンハルト・リーマン」にリンク ↑

数学者のリーマンは「Riemann」で、金融の方のリーマンは「Lehmann」なので、カタカナでは同じになりますが、日本人の苦手な「L」と「R」の違いになるようです。

で、NHKが作ったリーマン予想のドキュメントがYouTubeにあがっていたのを見ました。これ、昔にNHKで見た覚えがありましたが、なんだかパッとしないフランスの数学者を中心にドラマが展開していました。



その中で、とても興味がもてたことは、オイラーがPIEとの関係式を見つけたこと。少年時代のガウスが素数の魅力から自然対数との関連を発見したこと。数学のモンゴメリーと量子力学のダイソンが出会うことで、量子と素数に関連性が見つかったこと。そして最後に不可喚幾何学とマルチバースに関連がありそうなことで、結論は出ませんでしたが、なんとなく、素数と自然とのつながりを示唆する内容でありました。

というのは、たまたま図書館から2017年9月号の日経サイエンスを借りてきていたのですが、「マルチバースと多世界」という記事とのつながりがありそうな気がしたので、少し真剣に、日経サイエンスの記事を読んでみようと思っています。

そこで、記事タイトルの「核兵器禁止条約」に日本は交渉不参加を決めたことが、世界的に批判されているようです。こういう、現政権もしくは官僚が動かしているいわゆる「外交」とか「国際政治」への関与において、ネガティブだと、どういうわけかメディアの批判が目立ちません。

世界で唯一なことといえば、神話につながる天皇を戦前は誇りにしましたが、科学的根拠のあるところでは「被爆国」であるということに尽きます。

広島原爆
wiki「広島原爆投下」へリンク ↑

その被爆国が核兵器禁止条約」に賛成票を投じないとは何事か!って感じですよね。

ちなみに、イシグロさんがノーベル文学賞を受賞したら安倍さんがすかさず祝辞を述べていましたが、International Campaign to Abolish Nuclear Weapons、略して「ICAN」がノーベル平和賞を受賞しても、発言がありませんでした。

ちなみに国連加盟国193カ国の内、122カ国が「賛成」で、反対が「オランダ」、棄権が「シンガポール」。あとは不参加。日本も不参加。

NATOに加盟する殆どの国が不参加。NATO非加盟のスイス、スウェーデンは「賛成」。核保有国および核保有国との軍事同盟国は不参加。ご多聞にもれず、アメリカのポチ日本も不参加です。

このことは、ちょうどアメリカで銃を規制するかという話にも似ています。銃を規制して善良な国民が丸腰になったとして、規制を守らずに銃を持ち続けている悪党がいたとすると、悪党が圧倒的に有利になってしまいます。

拳銃
wiki「拳銃」にリンク ↑

仮にアメリカ、中国、ロシアが核兵器を放棄するとすれば、北朝鮮が圧倒的に有利になりますよね。廃絶するなら、廃絶を強制できる仕組みが無いとするなら単なる善良な「観念」でしかありません。

日本国内で拳銃を持っていたら、即、逮捕です。国家権力による介入がありますが、世界として核兵器を廃絶しようとするなら、治外法権にかかわらず、強制力を持つなにがしらかの「権力」がなければパワーバランスが崩れてしまいます。

こうした運動を否定はしないものの、こうした運動によって、立場を明確にしなければならないアメリカのポチである日本は、とても厳しい立ち位置にならざるを得ません。

そんな意味からしてもスウェーデンには見習うところが多いように思います。憲法を改正して自衛隊を9条に明記するなんて姑息なことではなく、それならいっそ、日米安保をやめて、そのかわりに自衛隊を自衛軍に昇格させてアメリカの核の傘から離れるような選択まで踏み込むべきとも思われます。

いくら戦争に負けたからといって広島に「安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませぬから」はどの角度から考えても合理的ではありません。その様な碑文をどうしても置きたいのなら靖国神社ではないのでしょうか。

君が代」とは誰のことかが論争になりますが、古今和歌集での「」の意味が天皇であったのか、そこいらの主君であったのかは誌利用がありませんが、明治時代の国家の運営からすれば「」は天皇であることは間違いのないところですし、現に占領した現地で「皇祚連綿」としていることからも確定的です。

同様に広島の「過ち」は、日本が仕掛けた戦争のことを意味していて日本が犯した「過ち」であるとする解釈が8割位で、残りの2割が原爆を非戦闘員の都市に落としたアメリカを非難している感じです。これは、確実に逆でなければならないと思います。

ま、あらゆることに中途半端で曖昧なことが、戦後日本の保守政権と官僚が成してきたことであることは間違いのないことですが、それでよかったのか悪かったのかは、あと千年もすれば、その時の日本人が判断することなのでしょう。

ともかく自民党が好きか嫌いかではなく、1党独裁がいかに腐敗するかは、たまたまモリ・カケで明るみに出てしまいましたが、どれだけの巨悪が闇の中で動いているのかは想像を絶っすることと思います。

偏差値70以上の官僚が、偏差値50にも満たない政治家の下僕でいるということは、それなりにオイシイ事があるからに違いありません。官僚依存とは、中国の歴史で言うなら士大夫政治に近似することで、結果として安定した国家運営は出来ませんでした。

天秤

2大政党を入替え制にすることで国政をコントロールするだけの知力を有権者の総意で作らなければ、彼ら権利者にとって有権者は、単なる納税者でしか無いこととなりますね。

自民党が仮に単独過半数を割ってしまったら、「希望の党」は小池さんの総理への踏み台として大きな足がかりになるでしょう。現時点での懸命な選択は希望の党を増やすことなく、自民党を如何に減らせるかにかかっていると思います。

日本の国民利益に立脚した民主主義の実現は、遥かに遠い感じがします。

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