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取り組み

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サクラ、咲く

さぼ郎
2017年3月11日。朝、道を歩いていたら、ほぼ満開の桜の木がありました。

サクラ

ついでに、

椿

とか、

椿

などが、咲き出しています。もう、春ですね。

で、「権力」ですが、
武将としては一流であった。政治手腕にも長け、幕府創設期には訴訟奉行を任されている。しかし権勢に奢り高ぶったのが命取りとなり、一族もろとも殺害され、滅ぼされる羽目となった。
とは、高師直、師泰兄弟のことです。ここまでのことを簡単に説明すると、高家は足利の執事として代々、足利に仕えていたわけで、尊氏が北条の鎌倉幕府を滅亡させ、京都に幕府を作ると、大いに権勢を誇るようになります。

尊氏の弟の直義すらも邪魔になり、殺害を図って尊氏の屋敷に逃げ込んだ直義を5万の軍勢で取り囲み、直義を幕府から追放し出家までさせます。その直義を暗殺しようとし、未然に察知した直義は吉野へ逃げ、後村上天皇と与して京都を奪還しようとします。

同じ時期に、尊氏の庶子である直冬が九州で少弐氏や大友氏と連合して京都を目指します。直冬を討伐しようとして京都を出立していた尊氏と高師直、師泰を挟撃し、直義は師直、師泰の二人の身柄を要求する。

そこで、高兄弟は出家して護送される道すがら武庫川あたりで上杉一族に殺害されます。

高師直というと、塩冶高貞を讒言で殺害しています。なぜ、塩冶高貞を殺害したかというと、塩冶高貞は後醍醐天皇が隠岐に島流しされた時、連れて行った三人の女官の内、顔世御前という絶世の美女を後醍醐天皇から拝領していたのだそうです。

その顔世御前に高師直が横恋慕して、吉田兼好に恋文をかかせたところ拒否される。なんとか物にしたいと思って手をつくし、塩冶高貞のところで下働きしている女に手引を依頼する。下働きしている女は、師直に諦めさせようと思い、顔世御前が入浴しているところを師直に見せれば、化粧も落としているのでがっかりして諦めるだろうと思って、顔世御前が入浴中を覗き見せます。

ところがかえってのぼせ上がって、結果として塩冶高貞を滅ぼすこととなります。師直には、二条の君という愛人がいて、これも勾引(かどわ)かしてきたことになっていますが、この二条の君が、尊氏と直義が仲違いするように仕向けたり、尊氏を暗殺して高兄弟が天下を取るような示唆をしたりしていますが、太平記の中では、北畠親房に内通している設定になっています。

二条の君
二条の君「森口瑤子」にリンク ↑

ということで、ようやく桜の咲く国になりつつあります。

TOKYO」「とうきょう」「東京」とでは、脳の反応は圧倒的に「東京」が早いのだそうです。

漢字だけの文章、ひらがなだけの文章、漢字とひらがな混じりの文章では、圧倒的に「漢字とひらがな混じり」文章が認知度が高のだそうです。

つまりは、漢字が中国から日本に来たのが仏教伝来とされていますが、それ以前にも中国からは人々がたくさん来ていますし、弥生の終わり頃にも交流はあったように思います。

漢字を大和言葉に置き換えて訓読するようになるのにおよそ5世紀くらいをかけているように思うのですが、そのことが日本の「画期」になっていると思います。

日本語は、抽象化力も去ることながら、理解(認知)の速度も他の先進国の言語に比べて格段に優れているように思います。

更に母音がたった5つで、全ての音をいいわけられます。平安時代には母音が8つくらいあったようですが、鎌倉時代あたりに淘汰され江戸時代には、ほぼ5つになったようです。

たしかに同音異義語がたくさんあることが混乱に繋がることもありえますが、人間が使う言葉として最優良な言語として発展してきていることは間違いのないところで、そのことが英語力の低下に直結しているわけです。

しかし、逆を考えると漢文訓読や平安時代の古典などを読み込んでいくことが、日本人としての思考力を向上させるのではないかという仮説をたてるならば、あえて英語などを学ぶ必要も感じません。

民族を考える時、生物としての形質がありますが、知能を考える上では、言語は無視し得ない民族の特徴になると思います。

明治から昭和の日本の発展を考えると「教育」と言われますが、その「教育」の原点には「言語」があったことは無視し得ない重要なポイントだと思います。

一時は儒教が、日本の優位性を支えたかと思っていたこともありますが、儒教の国、お隣韓国を見ている限り、儒教が民族としての優位性を持つとは考えにくいです。

江戸から明治になった頃の日本ではインテリは漢文をたしなんでいたわけで、漢字力は思考力の底流として不可欠な要素ではありますが、それを訓読していたことが民族を支えた大きな要素だと思います。プラス、桜が咲くことでしょうか。

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