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第10回「秩序が変わるかも」の集計結果<その3>

2軸4象限

さぼ郎
おかげさまで81票になりました。

自主調査・分析ツールによる集計結果報告の第三弾です。今回は分析ツールの「2軸4象限」を中心に分析ツールを使ってみます。

2軸4象限

集計1」をクリックすることで全体集計をします。次に「4象限作図」ボタンをクリックすると、全設問の平均(50.0)を中央にして各設問ごとの偏差を計算します。

集計条件を変えても、集計グループとしての平均からの偏差(距離)で見ることが出来ます。単純集計では高いか低いかしか見られませんが、偏差で見るために、高ければ高いなりに、低ければ低いなりに中央からの距離で集計グループの意向特性をざっくりと知ることができるわけです。

全体傾向

字が細かくて読めませんが、ようするに関心が低い項目は社会的な影響も低いと思う という相関が現れています。

なかでも、国民的大スターである「SMAP」の解散に関しては、ワードクラフト繋がりの面々にはほとほと興味が待たれていないようですので、この項目を外して4象限にプロットしてみます。

SMAP抜き

企業で想定するなら、「重視度」と「実現度」のように2軸を設定して第三象限にプロットされた項目に対して、切り捨てるのか、あるいは第二象限または第四象限に移行するべくリソースを投入するのかの判断材料とすることが可能です。

今回の調査では「SMAP」を切り捨てました。

文字表記

SMAPを切り捨てると、

キャプチャ

第三象限には、新たに「米国TPP離脱」「2020年オリンピック」「豊洲」が登場してきます。

簡単に言えば、この調査が消費商材や従業員満足、顧客満足度の調査であったなら、いかにして第三象限をなくしていくかがポイントになります。

ただし、今ある第三象限をなくしても平均と偏差で評価しているため、常に第三象限が発生してきます。

この継続的努力が、企業のブランドを高めていくことにつながります。

象限移動


象限移動

このボタンを押すと、全体集計に対して全てのオートフィルターを一つずつ絞り込んで、象限の移動をチェックします。

象限移動

黄色で塗られる項目が全体集計で算出された象限とは異なる象限になっている項目です。

肌色に塗った項目は、全体と完全一致している項目です。「トランプ大統領」「人工知能」に関しては、全員が「関心」もあり「影響」もあるとしています。

また、「資本主義と民主主義が両立しない」と考えているヒトが、その部分に関しては、今回の全体傾向を表していると言えます。

この機能を使うと、どの集計グループが全体と異なる意見を持っているかを、ある程度当たりをつけることが出来ます。

ちなみに、「資本主義と民主主義」について「両立する」派と「両立しない」派で比較してみました。「両立しない」派は、全体の傾向を表してもいます。

資本主義と民主主義

両立すると思っている人たちは、年金制度も「そこそこ」維持できると考えているようです。対する両立しないと思っている人たちは「破綻する」が41.7%で維持できると思っているヒトは11.1%になってしまいます。

年代

両立する」「両立しない」と思っている人たちの年齢構成は60代において顕著に分かれます。

2軸4象限

黄色で塗った部分は、どちらも同じ象限で評価していますが、黄色が着いていないところは青字が「両立」派で、赤字が「両立しない」派になります。

このような違いが出たからと言って、どういう意味があるかになると、意味がある場合もあればない場合もあるわけで、数値分析などというものには実は限界があると思っています。

調査をするからには不可欠な要素は「仮説」です。仮説あればこそ、仮説を証明するようなデータが取れれば「証拠」になりますし、仮説とかけ離れたデータになれば、そこには「検証」が必要になります。

SMAPを取り除いたように、切り捨てる要素を排除しながら、リソース(人的、金銭的)をどこに集中させるかを明確にすることが、企業活動において最も重要な意思決定とアクションだと思います。

まとめ

何らかの調査をする上で不可欠な要素は、「仮説」を持つということです。

たくさんの部門があって、たくさんのプロジェクトが動いているような企業活動において資金や人材という限られたリソースをどこに集中させるべきかは、とても重大な決定であって、一つ経営判断を間違うとシャープや東芝のようなことにもなりかねません。

ああなる前に声をかけてもらえれば、指針盤を使ってアドバイスできたのにと思うと残念です。

指針盤の分析ツール(Excel)にはクロス集計の機能もあります。記事として掲載するかは集計結果を眺めてから決めます。

想定としては「資本主義と民主主義は両立するか」という設問に対して「両立する」「両立しない」を選んだ2つのグループにおける「トランプ大統領のアメリカ」に対する評価を総当りでクロス集計してみます。

といっても、指針盤分析ツールではオートフィルターで2つの集計グループを作って、プルダウンで「トランプ大統領のアメリカ」を選択して「クロス集計」ボタンを押すだけです。

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