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あれこれ

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アメリカでの話

さぼ郎

アメリカ人が働き始める時間を調べたら

最も多いのは、午前7時45分から午前7時59分で、全米の労働者の7.5%がこの時間帯に勤務を開始している。また、午前7時から午前8時15の間に全米の労働者の33.4%が勤務を開始している。
労働開始時間
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有名企業の経営者では4時台の起床も少なくありません。日本の経営者がどうなのかは知りませんが、創業社長などは朝が早そうです。

日本では電通の従業員過労自殺の一件以来、労働時間を短くする傾向にありますが、アメリカのように早朝から働くという習慣もありのような気がします。

違う記事には、「地位財」と「非地位財」という言葉がありました。

地位財」とは、比較ができるものです。例えば、収入とか学歴とか。「非地位財」とは、愛情とか健康になります。

幸福度は、お金ではなく、“昼と夜の営み”で決まる

こんなことを調べたヒトがいます。テキサスで働く909人の女性に聞いたのだそうです。

幸福
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intimate」とは「親密な」という意味のようですが、端的に「セックス」ということだけでもないようには思いますが、ようは、親密なヒトと過ごすひとときが至福であるということでしょう。

あとは昼飯と夕食とくっちゃべりとリラックス。

嫌なことは仕事と通勤と子供の世話。

幸福」を求める動物が他にいるのかは分かりませんが、「幸福」と「愉悦」がどのように違うかになると、動物も「愉悦」は感じていると思います。

認知の仕方、認識の仕方(はたまた価値観)が絡んでくると、これはとりあえず、ヒトだけのことと思います。

動物の愉悦は、絶対的であり、限定的だと思うのですが、ヒトになると価値観という尺度が絡むので、かなり相対的になってしまいます。

でかいマンション買っても、そのうち慣れればどうということもなくなります。「美人の妻も3日で見慣れる」なんていいます。

ヒトは目的を持って生まれるわけではありませんが、ヒトとして生まれた以上、自分なりの幸福を求めるのは宿命です。切腹を仰せつかって衆人の見守る中で見事に腹を切って果てるのも、それが不幸のどん底なら泣いたり喚いたり逃げようとしたりするのではないでしょうか。

首斬り朝右衛門が明治になって書いた手記によれば、吉田松陰は見事な最後だったそうです。明治になって最後の斬首だった高橋伝という女性は、泣いたり喚いたりで大変な最後になったようです。

どういう形であれ、死ぬことは宿命で、生きる以上幸福を追い求めるのも宿命だとするなら、多くの人が幸福になれるように進化しているはずです。そうでなければ、死に絶えているはずだし。

その鍵は「socialize」「relation」「relax」というあたりが、万国国民に通じる価値ではないでしょうか。

要するに関係性社会性安息慰安」という言葉を普通に使えない風潮になりつつあります)。それと、友人であったり恋人であったり伴侶であったり親戚であったりとの会話。おおよそが、「非地位財」です。

金持ち
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世界のお金持ちのランキングでは、1番がビル・ゲイツで9兆5千億円。これって、リニアモーターカーで東京から大阪までの工事費に匹敵するようです。

1人の人間が9兆円もの資産を持って、個人の気が向けば、福祉に寄付したり途上国に学校や病院作ったりするって、どこかがおかしいような気がしませんか。

もし、10兆円も持っている人が国家転覆を謀ったら、かなり成就できてしまうように思います。その逆も真ではあるのかもしれませんが、個人の稼いだお金で社会が良くなるのではなく、個人が稼いだお金が徴税されて、その税金を政府がうまく使うことで社会が良くなるのが民主主義のような気がします。

つまり、資本主義と民主主義には絶対的な「乖離」があって、あたかも、それが同列に置かれているかのような錯覚がありますが、「地位財」の絶対量に制限があるとするなら、巨万の富を手にする僅かな人がいることで、最低限の生活を手にできない大勢の人がいるなら、資本主義はある部分から「反民主主義」であるように思います。

ヒトの幸福の多くは「非地位財」で構成されているのに、「地位財」が一箇所に集中することで、たくさんの不幸が生まれているとするなら、富の集中には限度を設けるか適正な循環ができる社会の仕組みを作ることこそが、資本主義と民主主義が迭立する価値だと思います。

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