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科学

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日経サイエンス2016年11月号

さぼ郎
久々の日経サイエンスです。

2億5千万年後

Aが「現在」。Bが5千万年後。Cが1億5千万年。Dが2億5千万年後 だそうです。

ついには、大陸は一つになってしまうようです。なぜか、現在の地球の姿すらが実際と異なっているような気もしますが、ともかくスーパーコンピュータですから間違いはないはずです。

で、1億5千万年すると、オーストラリアもハワイも日本とひっついて、アジアはひとつになるようです。その頃には民族とか国境とかはどうなるんでしょうか。政治家と官僚がいる限り、利権構造は温存されているのでしょうね。彼らには歳月は関係がなさそうです。



貧富の傾向

このグラフは、アメリカ都市部の貧富の新傾向だそうです。赤い部分が富裕層の流入です。一時は、金持ちが郊外に出る傾向があったようですが、金持ち世代が若返ることで、都心に帰ってきているようで、そうなると家賃が上がるわけで、そうなると、所得が低い層が周辺部へ移らざるを得なくなるわけです。

郊外の住居も老朽化が進んでいるようですし、日本と違って交通網があまり整備されていないようで、郊外の活性化が今後の新たな問題になっていることが予想されています。

郊外といってもだいたい20マイルから30マイルあたりですから、東京からですと千葉、横浜、大宮あたりという距離感です。このあたりから都心に流入が盛んになって、都心の不動産価格が高騰しているという感じです。

若者が都心に入り、年寄りが郊外に出るという循環は、経済の観点からも合理性が有るようには思いますが、富者が都心に集まり、貧者が郊外に押し出されていくような構図がアメリカでは起きているようです。



今日来たメルマガに「世界観がある限定性は強いメッセージになる」というフレーズが書かれていました。まさに、現下のSMAPがそうですね。「限定性」としては、昨日で終わりましたので、以降はSMAPとしての新サービスは生まれてこないわけです。

スマスマ

このSMAPは、可愛らしい少年をあつめて、培養して、スターにする。いわば、錬金術のようなもので、このビジネスモデルがこんなに長く続いた背景を考えてみると、メディア戦略に尽きると思います。

メディアを牛耳り、寡占状態を作る。競争相手は芽が出る都度に徹底的に潰すためには、メディアを牛耳る必要があったわけで、事実、メディアを牛耳るだけの力が持てているわけです。

そこに少年時代から芸能の世界で培養したタレントのチームを数打てば当たる式に投入しているわけで、ファンの側からすれば選択はジャニーズのタレントしかいないわけです。

少年に限定したのも、とても着眼がいいように思います。これが少女だと、どうしてもファン層は「オタク」だけになるので市場性も継続性も経済規模も小さいですが、少年に限定したのは慧眼でした。

歌も踊りも見た目も、特にどうということのない少年たちで、これだけの経済性をもたらした事業性は、並のことではないと思います。まさに平成の「錬金術」です。

惜しむらくは、健全な競争が働かなかったため、日本のエンターティメントの多様性が損なわれたことですが、しかし、そのことは具体的な経済的損失にはつながっていないので、どうということでもなさそうです。

乳母車を買おうとする若い夫婦に品揃えを多様にすると判断に苦慮してしまい、なかなか購入につながらず、むしろ、品数を限定したほうが売れやすいのだそうです。

人間の選択の自由とは、ありとあらゆるものから選べることは決して自由ではなく、制約があることで自由を享受できるような気がしています。

自由とは不自由であり、不自由とは実は自由であるというパラドックスですね。



ハンチントン病という難病があります。これは遺伝子のなかの塩基配列で「CAG」が繰り返す回数が限度を超えることで起こる病気なのだそうです。

この配列の起源は10億年以上前に遡って「キイロタマホコリカビ」に見つかるようです。

キイロタマホコリカビ
写真元にリンク ↑

この黴から生物が進化する過程で前口動物と後口動物に別れていきます。ちなみに、受精卵が外に開口部を作る時、口が先にできる動物を「前口動物」といい、ケツのアナが先にできる動物を「後口動物」と云うようです。

で、この後口動物に埋め込まれたハンチントン遺伝子が、その繰り返し回数で異常をもたらす場所に、セットされてしまったようです。そもそも、ハンチントン遺伝子の役割は神経の生成に関与しているようです。

人間の神経系は複雑なので、それだけ繰り返し回数も多くなってきたようですが、それが災いして、まさに「禍福は糾える縄の如し」のようなことになってしまったようです。

カビからどうやって人間になるのかは見当もつきませんが、そこいらここいらのカビも、10億年すると脊椎動物になるのでしょうか。大陸が一つにくっつく2億5千万年後には、人間はどのように進化しているのかも、シミュレーションをしてほしいです。

進化

産油国では、公共サービスや様々な補助が有るようです。日本は輸出するような資源に乏しく、たまたま、自動車産業がお金を稼いでくれているようですが国家として稼ぐお金より使うお金が多いようで、千兆円も借金が積み重なっているとのことです。

国民が怠慢なのか、政治家・官僚が無能なのか、はたまた、その両方なのかは分かりませんが、「資本主義+民主主義」なんて、このようなものだということです。言葉を言い換えれば「ばらまき+人気取り」のことですから。

先の大戦で日本国民として軍人、民間人合わせて何人が死んだのかは分かりませんし、アジア同胞も、日本軍によって何人が死んだのかは、いまだに争議の元となっています。そのことへの総括もなく、真珠湾にいってなにをお詫びしてくるのか全く見当がつきませんが、ばらまき+人気取り」に付け加えるなら「パフォーマンス」なのでしょう。

これで名誉と高給がもらえるのですから、ちょっと頭(?)と見た目が良ければ政治家を目指すべきですね。官僚は、まず、東京大学に入らなければならないので、ちょっと敷居が高そうです。

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