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富裕層とは

さぼ郎
世界では1%の富裕層が富の半分を持っているのだそうです。

銀座の串揚げ屋で夫婦で楽しく食事をして14万円を政治資金で支払っているなんて微笑ましい話がネットで取り上げられますが、事実関係は不明なものの、少なくとも貧しさは感じられず、政治は富をもたらすのだろうと、なんとなく庶民的な発想をしてしまいます。

串揚げ

一般に日本では1億円以上の純金融資産があれば富裕層の仲間に入るようです。野村総研の調査によると、100万世帯有るようです。100万世帯です。

得てして、宝くじはこういう人たちに当たるように出来ている事になってます。世間は不公平に出来ていないと、上に立つ意味がありません。

努力もするだろうけれど、いくら努力したからと行ってみんながオリンピック選手になれるわけではありませんし、親を選ベなければタレントや役者やモデルに慣れるわけでもありません。

日本の世帯数からすると、1.6%だそうです。

5億円以上持っていると超富裕層になるのだそうです。これはさすがに減って5.4万世帯だそうです。これとて、年末ジャンボに当たれば超富裕層に仲間入kリ出来ます。

富裕層と超富裕層が保有している資産は241兆円。日本の金融資産は1,300兆円だそうですので、約2割になるようです。

つまり、1.6%の人達が20%の資産を保有しているわけです。

1.6%の富裕層の内訳は、実業家が約33%、大企業の経営者が15%、医師が23.4%、その他が27%。

実業家、大企業の経営者は、分かるとして、医者が金儲けができているのは不思議な話です。医は倫理だったはず?

社会保障が大変だ と言いながらちゃっかり医者が儲けているというのは、矛盾ですよね。同じ構図で言うなら1000兆も借金のある国家の従業員である公務員のボーナスが成長しているというのも、なんだかなぁ~と思ってしまいます。

人の懐、羨んでも仕方がありませんが、これで本当に財政再建する気が有るのかなと思ってしまいます。

真剣に財政不安に取り組まないというのは、実は、平気なんじゃないだろうと逆に安心してしまいます。

オプジーボが年間3500万円もするというのに驚きましたが、それを国の都合で半額にするというのも驚きです。

オプジーボ

薬価は製薬会社が決めるのではなく厚生労働省の中央社会保健医療協議会(中医協)が、一般にも公開されている基準に沿って決めているのだそうです。

オプジーボの場合、新規性の高い薬だったため、そうした場合は、比較の対象がないので原価計算方式という方法を使うようです。

つまりは研究開発にかけた実費や製造原価、材料費などに製薬会社の営業利益を加算して数量で割れば1瓶あたりの薬価が算出されるわけで、それが729,849円なんだそうです。

これを保険適用で使用する範囲が、当初、「悪性黒色腫(メラノーマ)」だったものが15年12月に「非小細胞肺がん」、16年8月に「腎細胞がん」に対しても使用が認められ、さらに、「ホジキンリンパ腫」と「頭頸部がん」ではすでに臨床試験を終え、適応拡大の申請済み。

その他8種類のがんでも、臨床試験が最終段階まで進んでいるそうで、使用範囲が拡大していくことは間違いのないことです。その事自体は画期的なことでもあり、ノーベル賞を取れないことが村上春樹さんよりも不思議なことです。

製薬会社の民間企業である以上は利益を出さなければなりません。たまたま扱っているのが薬で、人の命に直結しているから、「利益より倫理だろう」「人の命で金儲けか」のような気持ちになりかねませんが、利益を追求する企業としては、作っているのが薬だと言うだけで、自動車やゲームなどと何ら変わらないわけです。

今後、Precision Medicineの世界に入っていくと、これは個別対応になるでしょうから、保険適応の対象外になるとは思います。が、そうなると「命をカネで買う」時代に突入していくことは必至です。

Precision-Medicine
ウォール・ストリート・ジャーナルの記事にリンク ↑

つまり、富裕層はうまいものを食べて、いい着物を着て、いい家に住んで、いい車に乗って、そして命を長らえることが「富の力」で実現できるわけです。

そうなることで、「富の力」を求める競争が勢いづくことは必然になります。

しかし、個々で考えなくてはならないことは、「獲得は喪失」であるということです。

間違いなく言えることは、庶民であることは失ってしまうでしょう。ま、そのことが、どれだけの痛手になるのかは不明です。

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