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加藤友三郎

さぼ郎
たまたま、web見ていたら伊藤博文の写真があって、それをクリックしたら「宰相の系譜~明治・大正から現在~写真特集」ということで、総理大臣たちの写真が表示されていました。

なかでも目立ったのが「加藤友三郎」さんです。

加藤友三郎
wiki「加藤友三郎」にリンク ↑

ロウソクみたいだと思ったら、やはり、ワシントン会議に出席した時、各国の記者たちは「ロウソク」と呼んで侮っていたとのことです。

加藤自体は「八八艦隊」推進者であったのだそうですが、アメリカの要求を飲んで「五五艦隊」案を骨子にする軍縮に賛成しました。

八八艦隊というのは、日本海軍の戦艦8隻と巡洋戦艦8隻を根幹とする艦隊整備計のことで、転用を余儀なくされた軍艦の一つが赤城です。当時、空母は主力艦隊ではなかったため、赤城は空母に作り変えられることとなりました。

軍備や軍縮の細かな話は、分かりませんが、
国防は軍人の専有物にあらず。戦争もまた軍人にてなし得べきものにあらず。……仮に軍備は米国に拮抗するの力ありと仮定するも、日露戦争のときのごとき少額の金では戦争はできず。しからばその金はどこよりこれを得べしやというに、米国以外に日本の外債に応じ得る国は見当たらず。しかしてその米国が敵であるとすれば、この途は塞がるるが故に……結論として日米戦争は不可能ということになる。国防は国力に相応ずる武力を備うると同時に、国力を涵養し、一方外交手段により戦争を避くることが、目下の時勢において国防の本義なりと信ず。
と海軍省に打電しているのだそうです。

お金はアメリカしかくれない。そのアメリカと戦うなんて不可能、軍備を増強するのではなく、外交で戦争回避をするのが国防の本義である という主張です。

ロウソク」と揶揄していた海外のメディアは一転して「危機の世界を明るく照らす偉大なロウソク」と賞賛したとのこと。

参謀

右端が司馬遼太郎の作り話で有名になった秋山真之で、その隣りにいるのが偉大なロウソク・加藤友三郎。左から3人目が東郷平八郎。

加藤は、連合艦隊参謀長兼第一艦隊参謀長として日本海海戦に参加。連合艦隊の司令長官・東郷平八郎、参謀長・加藤、参謀・秋山真之らは弾丸雨霰の中、戦艦「三笠」の艦橋に立ちつくし、弾が飛んできても安全な司令塔には入ろうとせず、兵士の士気を鼓舞した。

海戦が終わって東郷平八郎が椅子から立ち上がって歩いたら、足の形だけ床が乾いていて、それだけ水しぶきがかかったという伝説があります。

うちの親父が生前、東郷平八郎は腰が抜けていて椅子から立てなかったらしい なんて言っていました。

司馬遼太郎の見てきたような嘘八百ではT字戦法で勝ったことになっていますが、実際にはバルチック艦隊の変針により並航戦へすぐ移り、「敵艦隊の進路を遮る」事が遂にできず通常の同航戦でみられる様な「ハ」の字、若しくは「リ」の字に近い形で推移、完全な丁字は実現しなかったとされているようです。

また、当時は艦船の砲台それぞれに指揮者がいて、各々、狙いを定めて大砲を撃ったらしいのですがそれだと着弾が分からず照準を合わせることが困難なので、加藤友三郎発案で、艦船として射程を決めて一斉に撃つ戦法に変えたことで、命中精度を格段に上げることが出来たと、何かで読みました。

日本は1918年から22年までの間、シベリアに出兵していました。西部ではイギリスやフランスが戦っており、東側はアメリカと日本が参戦することとなったわけですが、ドイツ帝国が崩壊した後も日本軍は駐留し続け、ウラジオストークよりもs機には進まないという協定を無視し、北樺太、満州、バイカル湖西岸まで占領していき、村々の農村ではパルチザン掃討のため、女子供を含めて殺害し村々を焼き捨てたようです。

加藤内閣の時点で、シベリア撤兵を決め、撤兵の条件として緩衝地帯に極東共和国を作ったものの、ソビエト社会主義共和国連邦(ソ連)に吸収されるてしまって、日本の領土的野心は水泡に帰した訳です。

極東共和国

そもそも、八八艦隊を五五艦隊に軍縮した背景は、当時の日本の歳出が15億円だったのに対して八八艦隊を作ったら、その維持費だけでも6億円かかるとかで、そもそも無理な計画だったようです。

ナショナリズムは、そのような危険を大いにはらむ傾向があって、正論を言えなくなります。今のメディアが、まさにそうなっています。それを誤魔化すために毎日毎日芸人たち自らが楽しむような馬鹿な番組ばかりを公共電波を使って放映しています。

安倍政権も、さしたる成功や国民的お手柄も全くない(むしろ失敗続き)にも関わらず、支持率は下がりません。そのことは、政権が安定しているからではなく、真実が報道されていないだけにすぎないと思っていますが、橋下流にいうなら政治家になって日本を変えるか日本から出ていくしか無いようですので、加藤友三郎さんを礼賛して、本日はおしまい。

ところで、念のため「安倍政権 支持率 成功 していない」でググってみたら、トップに出たのが、

≪Facebook調査≫ 安倍内閣の支持率 「支持しない」92.6% 
内閣支持率
記事にリンク ↑

日経新聞とテレビ東京の調査では支持が62%だそうです。どちらが本当なのか。少なくともFacebook調査が本当であってくれれば、まだ、日本も救いようが有るということかもしれません。

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