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石橋を叩いて渡たること

さぼ郎
今朝届いたメルマガに「石橋は壊れる前に渡れ」というのがありました。慎重なことは悪いことではないものの、いくら綿密な計画を立てたとしても、自らの要素でないところで、計画は変わってしまうことは珍しくありません。

石橋

よって、他の要素が多分に有るような事項、例えば売上計画などは、いくら綿密に計画を立てても、その通りに行く保証は誰もしてくれません。

朽ち果てかけている木橋ではないのだから、叩いている暇があるなら、さっさと渡ってしまうほうが、いい結果に繋がる事が多いのではないかということでしょう。

自分的には「小さな約束こそ必ず守れ」と思っています。つまらない約束をしても、約束は約束なので、必ず守るようにすることが信頼の一歩になるように思っています。

ヘレン・ケラーは「Life is short and unpredictable. Eat the dessert first.」と言っています。

楽しいこと、好きなことは先にやってしまう主義ですね。

ヘレン・ケラー
wiki「ヘレン・ケラー」にリンク ↑

また、「悲観的な人が天体の神秘を解きあかしたためしはない、あるいは未知の大陸に向けて出航したこともなければ、人間の精神への新しい戸口を開いたこともない。

Walking with a friend in the dark is better than walking alone in the light.

この世で最も憐れむべき人は、目に映るものは見えるけれども、ないものを心で見ることができない人。

もしもこの世が喜びばかりならば、人は決して勇気と忍耐を学ばないだろう

Life is either a daring adventure or nothing.
※ ワタシは後者のほうで来てしまいました。

なんとも、含蓄のある言葉です。

子供の頃にパティ・デュークとアン・バンクロフトによる「奇跡の人」を見ました(昭和37年制作)。サリバン先生がヘレンの手に水をかけると、ヘレンが「ワラ」という感動のシーンを覚えています。

ヘレン・ケラー

ちなみに、「奇跡の人」はヘレンではなくサリバン先生のことだそうです。本当のタイトルは「the Miracle Worker」ということで、先生が主人公です。人との出会いが、人生の価値においては不可欠なことです。まさに、光に満ちていても一人で歩く道より、暗く閉ざされた道でも友と歩くほうが楽しいに決まっています。

wikiによれば、ヘレン・ケラーの母親がヘレンに「塙保己一」を手本に勉学に励んだと描かれていました。

塙保己一」は江戸時代の国学者で、賀茂真淵に半年ほど学んだという時代の人で、平田篤胤も塙保己一に学んでいます。この、保己一さんにも、たくさんのエピソードがありますが、「あら、そうだったの」というのが、原稿用紙です。

保己一さんは、「群書類従」という古代から江戸時代初期までにあった史書や文学作品、計1273種を集め、530巻666冊を木版で出版しています。この、木版に20字✕20行の400字詰めに統一したのだそうです。

ヘレン・ケラーにとって保己一は、人生の目標であった らしいです。

そういえば、パラリンピックで視覚障害の有る人たちの1500メートル競技のトップ4人は健常者のリオ・オリンピックの優勝タイムを超えているのだそうです。

テレビの解説では、健常者は駆け引きをするのでタイムより勝ち負けに力点が置かれているからのような説明でしたが、なんとも驚きです。

1500メートル
ハフィントン・ポストの記事にリンク ↑

同時に、走り幅跳びが凄いです。

マルクス・レーム
「マルクス・レーム」の記事にリンク ↑

彼は、義足を付けて8メートル40センチを飛びます。

世界記録は1991年にアメリカのマイク・パウエルが8メートル95センチを飛んでいますが、障害者の世界記録はマルクス・レームが8メートル40センチを飛んでいて、リオオリンピックのチャンピオンであるジェフ・ヘンダーソンの8メートル38センチを超えるかが焦点になっています。

彼らに言わせれば、さしずめ「石橋は飛んで超える」というあたりでしょうか。



パラリンピックが終わりました。先進国(のはずの)日本は、金メダルゼロ個でメダル獲得数は世界64位でした。

このことが意味していることは小さくありません。練習する場所やコーチやお金など、さまざまな障害が取り除かれていないことが想像に難くありません。

法務省のある法律が国会で論議されるようになるのに20年かかったことがありました。その理由は、その法律にかかわろうとする代議士が少なかったからです。

つまり、お金にならない法律は、議論にならないわけです。オリンピックといっても箱モノで大きなお金が動くから代議士も夢中になって発言していますが、パラリンピックとなると、声が小さくなってしまうのでしょうね。

その点、隣国中国は立派な成績を収めています。

あと、4年。どこまで、包括的な社会福祉の国になれるか、チャレンジですね。北野タケシさんが「東京都議連は、盆踊りや老人会に顔を出したくらいのことで東京都民が選んでいる」と言ったそうですが、それが、民主主義であり、民度なのだと思います。

ナショナリズム」とか「国民総意」では、おぼつかないから高額な報酬に余禄までつけて選良を国会や地方議会へ送っているのに、その選良が有権者に迎合するならシステムが破たんしています。

憲法改正の前に、選挙制度を含めた民主主義の在り方を考え直す時期に来ています。金融業だって「FinTech」とかで、ITを有効に活用した改革が起こりつつあります。

この、スマホの時代なのだからこそ「DemoTech」すべきではないでしょうか。

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