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視点

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経済を見る視点《02》

さぼ郎
日本経済を考える場合に、
(1)物事を整理する
(2)経済のメカニズムを理解する
(3)データを確認する
(4)常識が変わる
という視点を持つことが必要なようです。

(1)物事を整理する

「時間軸で考える」、「国内問題か国際問題かで考える」、「需要・供給・所得というような分類で考える」、「経済主体(個人・企業・政府・外国など)を変えて考える」というような分類で捉えてみると、今、動いている問題を客観的に捉えることが出来るかもしれません。

課題

こうしてみると国内で懸念される問題もたくさんあります。が、端的に景気と少子高齢問題が、今後の日本を明るくするのか、暗くするのかの鍵を握っていると思います。

(2)経済のメカニズムを理解する

メカニズムを理解するとなると、色々な概念があって、さらには、毎年のようにノーベル賞などを取る学者がいることからも、新しいメカニズムが発見されるのか、新しい経済の動きが作られるのかは分かりませんが、とても最新の理論や難しい理論にまでは立ち入ることは出来ません。

歯車

しかし、起きた結果だけを傍観しているのではなく、例えば黒田バズーカの行方を自分なりに推理してみることも有効なことだと思います。

(3)データを確認する

データを確認するといっても、政府が発表するようなデータをどうやって加工すれば、そこから何が得られるのかは皆目見当がつきません。

また、モーニングサテライトで様々な表やグラフをアナリストの人たちが持参していろいろな説明をしていますが、それとて、アナリストの所属する企業体の思惑もあるでしょうから、加工されたデータは客観データとは言えません。

その証拠に、年末時点の株価を予想しても、18,000円を超えるという人と、15,000円を割るという人がいるような有様です。

株価株価

で、実際には、時間という軸の中で色々なことが起こり、その影響によって経済は動くので、天気の予報と同じようなもので、そうそう当たるわけではないようです。

(4)常識が変わる

黒田さんの前の白川さんの時の日本銀行の常識と、黒田さんの常識では、大きく異なるわけです。大きく異る施策を実施したことで、デフレから脱却できたかというと、またまたデフレ傾向が強まっています。

黒田さんが日銀総裁になった時、浜田さんやその他多くの人が、白川さんの判断を攻撃していましたが、その批判が正しかったのか間違っていたのかのレビューを目にしません。

どちらにしても景気は浮揚している実感はなく、誰が考えても人口が縮小していく社会でGDPだけが増加していくはずもなく、高齢者が増加していく社会において社会保障が突出していくのは自明であり、誰かが負担しなければならないことになります。

誰も負担しなければ税金で賄うわけですが、そうなると納税者の負担になるわけです。実際、消費税が5%の時はあまり気にしませんでしたが、8%になるとさすがに高いですね。

財政問題

借金時計というのを見つけました。

借金時計
借金時計にリンク ↑

2016年8月22日11時10分の時点で「1045兆1915億2200万円」くらいです。1億円増えるのに要する時間は「2分1秒61」でした。

これを国の借金とすると、「債権があっちこっちにある」という話が必ず出ます。また、麻生大臣は、借金と言ったって、政府が国民から借りているだけで、満期になればお札を刷って日本円で返してくのだからギリシャとは違うといいます。

借金

政府がお父さんで、国民がお母さんだとすると、お父さんの飲み代が足りなからお母さんから借りたようなものだそうです。

財部さんの借金時計では1年に26兆円増える計算だそうです。年利で言うなら約2.6%。おそらく、金利だけだって償還していくことすら税収で賄えないわけですが、債権の方の金利はどうなっているんでしょうか。

そんな単純なことすら、分かりません。


日銀総裁を調べてみました。

そもそも国立銀行は明治5年に制定され明治15年から開業。134年目です。
以降、黒田さんが31代目の総裁です。といっても井上準之助と新木栄吉が2回やっているので29人になります。

平均すると一人あたり4年ちょっとですね。長い人で8年。
29人中17人が東京大学です。

総理大臣は今の安倍さんで97代目で63人目。うち、東京大学が15人ですから、日銀総裁のほうが、賢さを求められそうですね。

総理大臣で在職年数の一番長い人で桂太郎の2886日。安倍さんが1703日目。あと3年ちょっとやれば歴代最長になります。

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