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人工知能と医療や車の運転

さぼ郎
自動運転とは「人間の運転なしで自動で走行できる自動車」のことで、「レーダー、LIDAR、GPS、カメラで周囲の環境を認識して、行き先を指定するだけで自律的に走行」することが目指されています。



「一般人が公道で走行できる自動運転車はジュネーブ道路交通条約で常時人間の運転が必要であると定義されており、法的にも規制されている」のだそうです。ちなみに、日米は未加盟だそうで、作れば売れるようです。

日本政府や米国運輸省道路交通安全局 (NHTSA) では自動化のレベルをレベル0~レベル4の5段階を設定しているのだそうです。

で、レベル4になると人間が完全に関与しないレベルでオランダでバスが実験的に運営されだしているようです。日本でも2020年までには限定的に実現されることが検討されていて、レベル3(人間が対応しうるレベル)と平行して運用されるようです。

となると考えられる問題点もいくつか出てきます。

自動運転車が事故を起こしたらどうなるか?

法律との兼ね合いは法を改正すれな済むと思いますが、例えばそこに2人の被害者になり得る人がいたとして、どちらかを犠牲にしなければならないとした時の判断を、ソフト的にどのように規定するのかという倫理の問題を含む可能性が有るようです。

テスラの自動運転車が5月に死亡事故を起こしていますが、データの分析から事故原因を突き止めることが可能だと思います。

損害賠償責任という問題もありそうですが、グーグルの場合は、グーグルの自動運転に過失があれば、全面的に責任を負うようです。逆に言えば、自己前後の状況を客観的に立証することは、人間の運転よりは容易といえます。

医療の現場にも応用は可能で、8月4日にNHKのニュースでやっていましたが、東京大学にあるIBMの人工知能「ワトソン」が、医師が判定した「急性白血病」という診断と治療に対して10分で「二次性白血病」という判断を下し、異なる治療法と薬を提案し、その患者は無事退院することが出来たという報道を見ました。

このこと自体、むしろ「驚き」などはなく、当然の帰結と思いました。膨大な量の医学データや論文の全てを人間が熟知することはむしろ有り得る話ではなく、高度な判断を要する医療レベルにおいては、人間より人工知能のほうが信頼性が高いことは想像に難くありません。

医療における人工知能の誤診における賠償責任をどうするかという問題がありますが、人間の誤判断よりはるかに誤診の確率は少なくなるわけですから、自動車より問題は少ないでしょう。

人工知能などという高度なシステムを持ち出すまでもなく、通常のデータベースを使った診断システムを導入しさえすれば、今でも一般的な内科医の診断よりも客観的で的確な診断をすることは自明です。

医者

地域には採血・採尿センターのような看護婦さんとか技師が対応すればいいセンターをたくさん作って、基本的なデータを人工知能に送れば瞬時に見立てと、どの病院のどの先生に診てもらうのがいいか、はたまた医師の判断によらず投薬で済むレベルなら処方箋を出力するような仕組みにすれば、医療費の軽減は劇的であり、かつ、診断は現状より確実に向上することと思います。

抵抗勢力は医師会だけと思います。患者も今までの開業医にかかるかシステムにかかるか選択できるようにすればいいだけです。

経営コンサルタントなども、人工知能に置き換えが可能な気がします。あるいは経営判断そのものもかなりの部分を人工知能に置き換えることが出来るでしょう。経営判断が人工知能で出来るなら、政治家も人工知能でかなりの部分をカバーできそうです。

経営判断

究極には経済性より「倫理」の壁に向き合うことになります。

努力をしない医師や法律家の職の安定を心配する必要などは一切ありませんが、「人倫」という問題をどのように克服していくかは大きな問題になって行くことが考えられます。

なぜなら、「人倫」とは何かが明確なことではないからです。国や宗教や時代によって可変な価値観であり、とはいえ、生きる意味と直結してしまうことでもあるので、いずれは、人工知能はこの問題と直面することになるわけで、その境界は「合理性」と「不合理性」が接する面となるわけです。

昔の映画でロボットやサイボーグが「愛ってなんですか?」と云うシーンが必ず有りましたが、いわば、「あれ」です。違うセリフにするなら「不合理が合理にまさりますか?」となるのでしょう。


そういえば、石原都知事の時に東京都が尖閣列島を買うとかいうことで寄付を募った事がありました。

東京都尖閣列島
東京都の尖閣列島寄付金おページにリンク ↑

基金を設立しているようですが「寄付金を寄せていただいた都民・国民の皆様の志が活かされるよう対応していきます」とはいうものの、主たる使いみちはないようです。

・基金の目的:寄附金を、国による尖閣諸島の活用に関する取組のための資金とするため
・基金積立額:1,412,277,895円(約14億円)

発作的に声かけた人が悪いのか、発作的に寄付した人が悪いのかは不明ですが、来るオリンピックにでも使ったらどうなのでしょうか。

新銀行東京
wiki「新銀行東京」にリンク ↑

そういえば石原慎太郎さんが都知事の時に「新銀行東京」というのを作って
運営わずか3年で1000億円近い累積赤字を抱え事実上の破綻に至ることとなり、その後「都の公共事業請負先企業への貸し付け拡大、都の政策との連動を強化などを軸に黒字を目指す」として400億円の公的資金注入と共に事業再建
とのことでしたが、この責任は追求されたのでしょうか?

主に品川区と大田区の企業に融資しており、いずれも石原の三男・石原宏高の選挙地盤であることから、身内の選挙対策ではないかとも批判されている」なんて話もあるようで、余人に代えがたい4男の芸術家への予算配分やらで、こういうことをトップがやりだすから、それを黙認する形で、ボスが出来てしまうので、それが「政治」であるかぎり、清浄とか清廉とかはお題目でしかないような気がします。

白河の清きに魚も住みかねて もとの濁りの田沼恋しき

「田沼」が恋しくて政治家になるのに、「白河」のような清浄は、少なくとも政治家の求めるところではないようです。


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