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プロダクトローンチ <その5>

教育編

さぼ郎
ワードクラフトが、遅まきながら「プロダクトローンチ」に注目したのは、一にも二にも「教育」という文言でした。

システムとしての「教育」は、「浅草橋CMS+アンケートシステム」を前提にすると、まったく新規に作るよりは、はるかにスピーディーに作れますし、また、CMSを通していろいろ経験したことなども活かせます。

教育
できるようにすることが重要

さらに、2000年当初から「教育」のシステム化を考え、ひとつには社会還元、で、同じ仕組を企業内教育に使えないかと考えていました。

世間的には「moodle」というフリーのe-Learningソフトを前提に考えた時期もありましたが、moodleでは「機能が豊富すぎること」、「講義の風景があまりに学校的すぎること」があって、不要な部分をそぎ落としていくと単純なCMSに辿り着いたのが「浅草橋CMS」であるわけです。

moodle
「MOODLE」へリンク ↑

企業の知見を社会還元する場を使って企業の広報をするというような教育のあり方を検討しましたが、協力してくれる企業にアテがないことや、社会的に広げる力もないことから断念。

次に考えたのが新書のような本を副読本として、本のタイトルで講座を解説し、章を単元として展開したらどうだろうかと考えましたが、出版社不況であり販促費用を捻出することが難しい上に、本を読まない人が増えているのでビジネスモデルが成立しないだろうということで断念。

そこに「プロダクトローンチ」が「集客」「教育」「販売」という3ステップで登場してきたので、現在取り組んでいるというわけです。

プロダクトローンチに関連する各種の事項や関わる人々を調べてみると、みんながみんな成功しているのかは不明ですが、「一攫千金」のサイトに集中しているようです。

お金

きれいごとは言う気はありませんが、理想を言うなら「お金」は目的ではなく「結果」にしたいです。

しかし、「集客」→「教育」→「販売」というステップではなく、「教育」→「集客」→「販売」という流れではないかと思っています。

そんな観点から「教育論」をまとめてみます。

教育という位置づけがあることが「プロダクトローンチ」に最大の特徴であるとしています。

これは創始者であるジェフ・ウォーカーは「教育」という言葉は使っていません。かれは「コンテンツ」としています。

この「教育」という工程において信頼関係を構築していくのだそうです。だからいい加減な内容では、役に立たないわけですから信頼関係は作れません。ほんとうに役に立つ内容であるべきで、凝縮されたダイジェスト版でなければ意味がありません。

講座コンテンツの本数には特段の制約はないとのことです。

創始者ジェフは、だいたい「3本+ボーナス」のようなことを言っていました。彼は「教育」などという甘い言葉ではなく、「ローンチ」する前の「プリ・ローンチ」として有用なコンテンツを開示し、それに続く有償コンテンツへの期待を高める過程として明確に位置付けています。

講座のコンテンツ配信頻度は週に2本程度がよさそうです。1つのコンテンツに対してメールを2~3通配信します。

メールは動画を見なくても内容を伝えられるくらい詳しく書くものと、ポイントだけの要点のみにまとめたものとか、コンテンツを配信したことだけのメッセージのみのように、バリエーションを付けることが効果的のようです。

1回の動画コンテンツの長さは15~30分程度。初回のみは1時間程度も構わないようです。

動画
15~30分程度が最適! イェイ~

配信するコンテンツには必ずコメントをもらうようにします。このコメントが実はリサーチになっていて、改良点や気づき、方向性の修正などに積極的に取り入れていくことで双方向性を確立できます。

旨くコメントを使うことで、より良い内容にしていくことができるうえに、コミュニケーションを密にしていくことができるわけです。

会話

コンテンツは、ともかく出し惜しみをせず、有益な内容を積極的に出すことが、最終段階での販売につなげることができるわけです。

めちゃくちゃいいこと習ったと思ってもらえるようなキラーコンテンツや即効性のあるコツを積極的に開示していきます。

ポイントはセールスを意識することなく講座として完結することを目指すことが、結局セールスにつながるとのこと。ここを見誤って、全部出すと売るものがなくなるとして最終的なノウハウを有償にしようとする講座が多いようですが、このような展開は失敗することが多いとのことです。

受講する人の期待を上回るコンテンツの提供を心掛けることが必要で、動画の出来不出来やランディングページやオプトインページのクオリティなどは、多少稚拙でも全然かまわないのに、そっちにコストを配分することが多いのもうまくいかないケースになりやすいようです。


まとめ

実は、あまりまとめにするほどの内容は少なかったように思いますが、ようは、

・ めちゃくちゃいいことを惜しみなく開示すること
・ 動画コンテンツの長さは15~30分程度とすること
・ 間隔は2~3日に1回程度がいいこと
・ 1回のコンテンツに2~3通のメールで案内メールを出すこと
・ 案内メールは長短織り交ぜて変化をつけること

となります。このような無料講座によって、受講者との信頼関係が構築できることで、有償の本講座に対する希求を向上させることができるわけです。

逆を言うと、ノウハウをすべて開示することが無償講座の役割であり、とはいっても実践をするためには経験が不可欠であることが有償の本講座の価値を高めることができることになります。

ここの切り分けがうまくできないと、「プロダクトローンチ」は失敗することが多いようです。

講座」である以上、期待を超える満足を与えることが、次に控える「販売」の成否に直結していることが「プロダクトローンチ」の最大の特徴になるわけです。

この記事を書くために「オプトインページ」とか「ランディングページ」あるいは「プロダクトローンチ」などというキーワードでネットを検索すると、確かに評判の良くなさそうなサイトや、その種の意見をたくさん目にします。

まず多いのが、「簡単に稼げる」「1か月で何百万円」「自動で稼ぐ」等々、ともかくキーワードは「楽に稼げる」という種類のサイトがたくさんあります。

一攫千金

この世の中に「楽して稼げる」ことがあるはずもなく、また、仮に楽して稼げることがあったとするなら「他人に教えるはずがない」わけで、そうした場面に「プロダクトローンチ」が実に多く活用されているようです。

創始者ジェフウォーカーは「プロダクト・ローンチ・フォーミュラー」「PLF」と称しています。

プロダクト・ローンチ・フォーミュラー」「PLF」だと「製品市場投入策(方式)」のような意味合いでつけた名称のようです。

ワードクラフトとしては、まず「教育」があって、その教育をもって「集客」をし、求めに応じて「販売」をするという流れを想定しているので、

Educational Opt-in Sales Formula
EOS formula

この名称はCANONのカメラにもありますね。ちなみに「EOS」は「暁の神」だそうで和名を、


にして、取り組んでみようと思います。

暁
夜明けは近い
島崎藤村の「夜明け前」を読まなければ!

取り組む以上は、「インストラクショナル・デザイン」に則った実践的教育を展開して行きたいと思っています。

インストラクショナルデザイン

和訳すると「授業設計
教えるべき内容を「タスク」に分解し、
階層構造を分析する
習得状況を評価し
個々のタスクの履修のためのレッスンを設計する

インストラクション」という外来語がつかわれている限り、日本的になじんでいない証拠と思います。

インストラクション」とはコンピュータでは「処理命令」のことで、ジャストにフィットする日本語はないようです。

学校勉強よりも企業内の教育において有用性が高く、達成するべき習熟のレベルを明確にし、達成できている能力を要素に分解し、システム的にコンピュータを活用して「実践能力」を上げていこうとするものということです。

教育において、特に優れた方法というものは、きっとなく、そこに学びへの「希求(意欲)」があって、その希求にこたえられる「指導」があることが第一歩になると思います。

中世の自由と平等」などではなく、もっと実利・実践的な学びの場を提供できるように、まず最初の一歩を踏み出そうとしています。

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