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あれこれ

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2014年を振り返って

さぼ郎
富士

2014年重大ニュースの記事タイトルをざっと拾い読みしてみても、なにやら心が動きません。物事への関心が薄れているのかもしれません。

ワタシにとっての文学では樋口一葉を一昨年、やっと読んだのですが、昨年一年中を通して咀嚼した1年でもありました。大袈裟に言うなら樋口一葉によって、文学の力を再認識もし、何度となく圧倒もされました。

樋口一葉
「青空文庫」にリンク ↑

小学生から英語教育をしているそうです。我々の場合は、中学の「This is a pen.」から大学まで英語を習ったわけですが、英語の読み書きの達者な人も周りに多くはありませんし、会話が達者な人も多くは見かけません。

それは、単に教育の方法が悪いだけのことです(断言)。本気でやるなら、教える先生を入れ替えるくらいのことをすべきです。

先生

最先端の科学、医療、工学、文化、芸術の全てを日本語で会話することが出来ます。つまり、日本にいて世界を見るだけなら、不自由は全くないのですが、世界との交流となると途端に不便になるわけです。

しかし、民族を考える場合、法律で規定しているのが「憲法」であるなら、文化を規定しているのは「言語」だと思うのです。

よく、「日本語も完全でないのに英語など、、、」のような論調を耳にしますが、言語を修得するなら10歳以前であるべきです。日本語が完全になる必要など全くなく、重要な事は、日本語を介することで、日本の文化を摂取できるだけの力を身につけているのか ということと思うのです。

アイデンティティを持つなどというと民族主義に傾倒しているかのように思われがちですが、アイデンティティの必要性は、自己の文化性を高めることであり、情緒を豊かにすることにもつながると思うのです。

ワタシの場合は、清少納言や樋口一葉、そして今昔物語などを通して、そんなことを考える年齢になってしまいました。

荘子の説く「持ち前に適う」生き方を実践するための時間が「人生」であるべきであったという悔みがあります。「持ち前」など考えることもなく、自分の興味であったり他人からの要望に、多くの時間を割いてしまい、「本当になりたい自分になっているのか」という自問に明快に答えることができません。

テレビ

資金、意識してテレビを見ないようにしています。テレビを見ないことで、これだけ自由になる時間が有るのだと実感しています。テレビにかぎらず、本来、自分に投資すべき時間を本当に無駄に消費してきたものだと思うと笑いが込み上げてきます。

ということで、2014年1月1日から12月30日までの1年間(マイナス1日)のクリック状況を調べてみました。

クリック数

総数:552,388 

月間平均 4万6千クリック
1日平均 1,517クリック

記事ごとクリック状況

1.「浅草橋CMS」デビュー(4018)
2.仮釈放ない終身刑:英制度廃止へ(3648)
3.ICデータの『テープ起こし』もさくさくと(3476)
4.塩の柱(3472)
5.テーパリング って知ってますか?(3293)
6.蘭奢待と村井貞勝(3292)
7.シンポジウム「文化を紡ぐ」へ参加(3108)
8.「浅草橋DB組版」って、便利!(2989)
9.テスラ ってここ数日で何回か目にしたゾ(2937)
10.遺産相続について考えてみる(2920)
11.精子のフリーズドライに成功した!(2815)
12.スタインウェイと車大工(2798)
13.老境雑感(2736)
14.国家無答責の法理(2721)
15.正月探訪・初詣巡り(2715)
16.理想と現実の相克(2712)
17.台風一過(2708)
18.愛は糧(2688)
19.「日本語の歴史」を読みました(2640)
20.ペルム紀の大絶滅(2559)

「浅草橋CMS」として5万円で売りに出していますが、内輪では3件ほどの導入を頂きましたが、それ以外では打診すらありませんでした。

「浅草橋CMS」が仕組みとして秀逸だと主張するのではなく、「浅草橋CMS」の仲間としてグロスのアクセスを獲得していければいいなと思っています。

終身刑

終身刑」に随分興味を持たれたようです。有期最長で30年という厳罰化がなされたため、無期懲役の仮釈放が30年を超えてしまっています。40歳の無期懲役になると仮釈放されるのは70歳以降になります。

厳罰化が犯罪の抑止力になるわけではありません。裁判員制度などにより、刑事事件が劇場型の関心の対象になっているのかもしれませんが、社会は「当事者感情」と「第三者感情」とのバランスで成立しています。

第三者感情が当事者感情に傾斜する気持ちは分からなくありませんし、所詮素人の裁判員に裁かせるという仕組み自体に問題があるようにも思えます。

8位の「DB組版」も結構人気な割には、引き合いがゼロです。データベース化できる原理は、InDesignの持つsnippetというフルテキストのフォーマットを利用しています。

文章を細切れにして、データベースに属性を登録して、必要に応じて編集し、自動組版で版下を作成するという原理です。

実際には問題集のデータベース化のために作成した仕組みですが、多言語の組版などにも利用できるはずですが、宣伝が不足しているせいか、展開の兆しがありません。作った側から言うのも変な話ですが、もっと売らないと勿体ない気がしています。

ご挨拶

おじぎ

自主調査を含め、2014年、大変お世話になりました。そして、新たに始まる2015年もよろしくお願いします。

アベノミクス効果を待ち続けていますが、やはり、待ち続けるだけでは事態を打開できないようなので、2015年は、アベノミクスを謳歌している企業に追いつけるように、積極的な展開を目指します。

浅草橋CMSの輪は、頑なに広がりを見せませんが、地道に賛同者を増やし、仲間たちの輪を広げるべく、努力を惜しみません。

ということで、昨年のお礼と、本年の引き続きのご支援をお願いして、2014年のレビューとさせていただきます。

みなさなんの繁栄の一助となれますよう、がんばります。

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