PAGE TOP

あれこれ

印刷する

緑内障

さぼ郎
区の健康診断に行きました。実は「眼」の検診は希望しなかったのですが、内科で血圧が高い人は眼の検診も受けるべきとの判断で目の検査もした所、「初期緑内障」の疑いで、精密な検査を受けました。

結果は、やはり極く初期の緑内障だそうです。発生している場所は右目の鼻よりの下部の所。

網膜

本当は、この絵だと左目になってしまいますが、顔の裏側から見ている感じで言うなら、こんなところに発生しているとのことです。

治療は、目薬で眼圧を下げるのだそうですが、眼圧は正常なのだそうです。これを「正常眼圧緑内障」というのだそうで、日本人には多いのだとか。

40歳以上の5%、つまり20人に1人が発症しており、その9割に自覚症状が無いのだそうです。小生がかかっているドクターのお話では、緑内障はもとに戻すことは出来ないそうで、進行を遅くすることで、存命中の日常生活に支障が出ないようにすることを努力目標にするのだそうです。

40歳以上

原因は、いろいろあるようですが、結果として視神経の乳頭とかいう部分に何らかの原因で栄養が行かなくなって神経が死んでいくことで視野が狭くなっていくのだそうですが、通常、もう片方が補ってしまうため、自覚症状が無いのだそうです。

緑内障をwikiで調べてみると、うんざりするほどの記述がありますが、ようは早期発見以外に打つ手はなく、そのためには40歳を過ぎていたら検査を受けてみることをお勧めします。

正常眼圧であっても、眼圧を下げると進行を遅くすることができるようです。最近では糖尿病による失明を超えて、緑内障が失明の原因の1番になっているそうで、歳取ってからの失明は日常生活をかなり不自由にするので、適宜、検査を受けることをお勧めします。

高齢社会は立派なことですが、平均で寿命の1割は寝たきりらしいのです。女性は85歳が平均寿命とすると、8.5年の寝たきりがあるわけで、男性が80歳とすると8年の寝たきりの後に召されるわけです。

この理由を死亡原因と寝たきり原因のギャップにあると書かれていました。

死亡原因は「ガン」「心疾患」「脳卒中」なのに対し、寝たきり原因は「脳卒中」「老衰」「骨折」「関節炎」「転倒」などだそうです。

寝たきり原因の多くは循環器系同様に運動器疾患にもあるようですので、ガンの予防や心筋梗塞などの循環器にいくら注意しても、寝たきりを回避できるわけではありません。

眼や耳を閉ざされることにも、早め早めのチェックと対応が必要です。「死」は確実であることはだれでも理解しているのですが、どうしてもリアリティが持てません。また、不治の病などに罹患して「死」がリアリティを持ち出すと、多くの人は「し残し感」や「後悔」が尽きないようです。

後悔
イラストフリー素材にリンク ↑

リアリティがないのに「後悔」が無いというのも、また、おかしなもので、いまからでも直ぐにできることとして「人に優しくすること」「感謝をすること」「適度な運動をすること」ですね。

山本周五郎の「城中の霜」で、橋本左内が安政の大獄に連座して井伊大老に罪1等増して死罪を言い渡され、刑場で処刑される直前に首切り役人(浅右衛門と思われる)に「ちょっと待って」といって、懐紙を取り出し、さめざめと泣く というシーンを読んだ時の衝撃が忘れられません。

「特攻を希望するもの一歩前へ」と言われた時に、一歩下がる勇気を持たなければと、思います。

自分の死を悟り、まだ、自律的に行動が出来る余地があれば、なにはともあれ、ともかくさめざめと泣いてみたいです。

橋本左内
wikiにリンク ↑

橋本左内の辞世。
二十六年如夢過
顧思平昔感滋多
天祥大節嘗心折
土室猶吟正気歌

26年の人生は夢のように過ぎた。昔を思えば、考えることも多い。天祥(南宋の人で元に願えるように言われたが断って刑死した)の心意気に心服したものだ。そして今、牢に囚われの身になって天祥の「正気の歌」を吟じている。

これを書いた時には、牢に囚われていたものの死罪になるとは思っていなかったのではないでしょうか。そして左内を死に追いやった井伊大老も4ヶ月後の自らの死についてリアリティを持つことは出来なかったわけです。

キーワード