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人の寿命

加齢生物学 <老化の基礎02>

ken
加齢生物学

寿命とは命がある間の長さのことで、生まれてから死ぬまでの時間のことです。これまでギネスブックが公認している寿命の最長記録は、122歳まで生きたフランス人女性ジャンヌ・カルマンさんです。

ちなみにカルマン夫人は85歳からフェンシングを始め、100歳まで自転車に乗り、117歳まで喫煙していました。

日本人の寿命の最長記録は、泉重千代さんの120歳でしたが、戸籍の記録に信憑性が低く、現在では取り消されています。

東洋には150歳を超える長寿者が多くいたとのことですが自称であるため証明する記録はありません。また、コーカサス地方にも150歳を超える長寿者が多く、彼らが乳製品を多く摂取するとのことで、そこから乳製品の宣伝に使われたこともありました。

寿命をのばす有効な方法は、老廃物を溜めないことですが、生物全般に言えることは老廃物を排出する能力は不完全であるとしか言いようがありません。

というのは生殖(増殖)のほうを優先させるからです。そして生殖期が過ぎると急速に消滅を目指します。

しかし、ヒトは生殖年齢を過ぎても生存を続けます。寿命をさらに伸ばすためには、細胞老化の誘導因子を減らすことが有効です。

我々はこれまでの動物実験の研究などからヒトの寿命の限界は理論的には400歳だと予想しています。

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