PAGE TOP

あれこれ

印刷する

長寿の実現を目指して

加齢生物学 <老化の基礎01>

ken
加齢生物学

この講座は、「老化の基礎」として、この回を含めて13回で終了します。講座のテキストは、横浜市立大学 名誉教授・客員教授である鮎沢先生のテキストを利用します。

略歴


略歴

鮎沢先生は、こんな感じの方です。

鮎沢先生

専門分野

不老長寿学、加齢生物学、長寿の科学、アーユルヴェーダ、
細胞生物学、分子遺伝学

要するに細胞レベル、分子レベルから生物の老化を考え、研究し、極めています。

メッセージ

個体の老化は細胞の老化に起因することが、遺伝子工学などの最新技術を用いて明らかになりつつあります。

細胞老化の分子機構をほぼ解明しました。細胞が障害を受けるとDNA複製が停滞し、不均衡増殖が誘発されることを見いだしました。このとき、細胞膨張や核膜構造の破損を経て、老化特異的遺伝子の誘導と分裂能力の喪失が起こります。

また、不均衡増殖を是正すれば、老化誘導剤の存在下でも細胞老化は起こらないことを示しました。細胞の分裂能力は理想的な培養環境においては無尽蔵ですが、生体はその一部しか利用できません。それは、生体毒素や老廃物が細胞の分裂能力を喪失させるからです。

したがって、老化速度は体内毒素の生成と排泄の効率によって左右されます。生体毒素の排泄、細胞の活性化、不均衡増殖の抑制が老化を遅延する有効な手段となるわけです。

ということで、極力難しい専門用語などを使わずに、わかりやすく説明していきたいと思いますので、これから12回で説明する「老化の基礎」を一緒に考えてみませんか。

キーワード