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自主調査

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新東京都知事施策の評価

第一回 ワードクラフト自主調査

さぼ郎
御 礼

まず、ご協力いただきました皆さんに御礼を申し上げます。3月14日時点で105件の回答をいただくことが出来ました。

たまたま、都知事選が行われ無事、舛添都知事が誕生したことでもあり、新都知事のスローガンを対象に、有権者がどの様に、そのスローガンを受け止めているのかを調べてみました。

指針盤」の最大の特徴は、1つの質問項目に対して、主として「意識」と「行動」という2軸で調べることから4象限にプロットすることにあります。

指針盤」のお試しは、こちらから。
1ヶ月以内、千票以内であれば1万円
(フリーアンサーを取る場合は、1万5千円)

指針盤


株式会社PSCによる簡易分析レポートをダウンロードできます。回答が91件の時の分析です。現在、104件になったところで、再度、レポートを作成中です。

指針盤レポート
↑ 分析レポートのダウンロード

分析ツール(新都知事施策評価データ投入済み)は記事最下部のアイコンからダウンロードできます。

属性情報の集計状況


属性情報

VOCVoice of Customerについて

カスタマーに自由回答でいろいろな意見を書いてもらって、それを分析しても、なかなか価値ある意見に集約することが難しいことが多いです。

以前にも携帯の掲示板の意見を分析したことがありますが、頻度が高い語彙は、月並みな意見が多く、むしろ「少数意見」にこそ価値が埋もれているのではないかと思ったものです。

とはいえ、商品(サービス)の提供者と利用者(受益者)には、ギャップが有ることが少なくなく、そこで事業展開を見誤ることが多いのも事実だと思います。

よって、なにかを提供しよう、市場に投入しようとする場合、その商品やサービスの「機能的な価値」「社会的な価値」「情緒的な価値」などについて意見を引き出せるような「」の取得方法が、技術的に必要になります。

価値

今回は、舛添さんの5つのスローガンをVOCに見立てて、そこから17の発話を取り出し、その発話に対して東京、及び東京近隣の選挙民から「重視する度合い」と「実現意向の度合い」について4段階で聞きました。

4段階で聞くということは、仮にどちらとも言えないとしても、わずかであれ「プラス」か「マイナス」に触れることが重要です。

単純集計でみると


重視する度合い
重視する度合い

実現意向度
実現意向度

重視する度合いは左2つ(「とても重視する」「そこそこ重視する」)に集中していますが、実現意向度になるとオリンピックを除いて若干右(「そこそこ実現できる」「あまり実現できない」)に寄っています。

偏差値で見ると

偏差値

偏差値では50点を中心に触れを見ているので、50点を引いて「プラス」評価か「マイナス」評価かを見てみます。

重視の1番が「減災と危機管理の取り組み」で偏差値69点ですが、実現達成の度合いでは6番で偏差値は54点という評価です。

逆に実現達成度合いが1番の「東京オリンピック・パラリンピックの成功」の偏差値は82点ですが、重視度では13番で偏差値は45点です。

平面座標にプロットしてみる

平面座標

小さくて見ずらいですが、分析ツールをダウンロードして試してみてください。Excelのシート「全質問項目の4象限プロット比較」です。

各象限を文字列で表記する「全質問項目の4象限該当比較」というシートも用意してあります。

各象限に上がった項目

第一象限 (重視度・実現達成度ともにプラス)
実行できないと信頼を損なう4施策
減災と危機管理の取り組み
子育て環境の整備
救急医療と地域・広域医療提携の整備
都市景観とバリアフリーに配慮した都市計画の取り組み


第二象限 (重視度はプラスだが、実現達成度はマイナス)
実現できると信頼度が上がる5施策
若年失業問題に配慮したやりがいのある仕事の創出
医療と介護が連携した効率的・包括的な医療・介護サービスの整備
中小企業支援と世界をリードする産業政策の推進
年配の方々が現役で働く社会づくり
国と基礎自治体の防災政策の調整による都民への徹底した情報開示


第三象限 (重視度・実現達成度共にマイナス)
相対的に魅力がない5施策
東京を規制改革のモデル・ケースとする
安倍内閣の国家戦略特区制度と連携した幅広い産業政策の実施
世界で活躍する人材を育成するための骨太の教育改革の実施
世界をリードする人材や組織を育て、いきいきと働ける街作り
企業の経営を支援し、技術イノベーションを推進


第四象限 (重視度はマイナスだが実現達成度はプラス)
さほど重視していないが実現できると思われている3施策
東京オリンピック・パラリンピックの成功
女性の職場支援と管理職への登用
公共交通機関と広域交通体系の整備


分析ツールには
4象限
このように「全質問項目の4象限該当比較」シートに表記されます。

集計条件として
集計1:全体
集計2:東京23区内在住

として集計して4象限に出力してみると、
4象限

・公共交通機関と広域交通体系の整備
・都市景観とバリアフリーに配慮した都市計画の取り組み
・救急医療と地域・広域医療提携の整備

在住者は、上記3項目を「重視」「実現」で第一象限にあげていますが、区在住者は、上記2項目は「実現」度ではプラス評価ですが、舛添さんの施策としては重視していません。

「救急医療」に関しては、重視しているけれど実現に対してはマイナス評価です。

ちょっと驚くのが、30代の「重視度」「実現意向度」です。
集計1:全体
集計2:30代

30代の重視度と実現意向度

30代と30代以外とで、9項目に象限の違いが生じています。こんなに30代のマインドが違うということを、日常考えてみたことがありません。

まとめ

今回は、各属性で合計104件の回答でしたので、集計条件によっては票数が少なくなってしまう懸念がありますので、分析結果が全体を表しているわけではありませんが、そのあたりは斟酌してご利用ください。

「指針盤」というシステムが、どういう性質のものであるかをご理解いただけましたら、是非、ご利用をご検討下さい。

まだ、テンプレートを用意してありませんが、逐次用意していきます。サービスの提供者の立場で質問項目を作っても20%程度の漏れがあると認識して、できるだけ消費者の目線で質問項目を作ってみてください。
ブランドイメージづくり
接客サービス向上
顧客満足
学校満足-授業満足
生活意識
商品開発
商品魅力度
従業員満足
サイト評価
その他諸々
に新たな視点をもたらすことができると考えています。

ツールの使用は「今なら1万円」で提供していますので、まずチャレンジしてみてください。

質問項目の設計においてVOCから組み立てるのには慣れが必要かもしれません。さらに多変量解析など深堀りした分析やレポートの作成などにも対応が可能です。ぜひ、声を掛けて下さい。

また、webサイトの構築、あるいはExcelやAccessを使ったVBAの作成など小規模なものを得意にしていますので、声をかけてみてください。


指針盤調査データ
↑ 分析ツールのダウンロード

分析ツール(新都知事施策評価データ投入済み)は上記アイコンからダウンロードできます。

分析ツールは、Excel2007、2010で動作を確認してありますが、最新の2013では試していません。

ツールの操作については、下記、目次から「分析ツール」を参照して下さい。

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