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奴隷制度とtwitterの関連について考える

映画「リンカーン」を観て

さぼ郎

映画「リンカーン」を見て思うのは、奴隷制度って凄いものだということ。奴隷制撤廃で内乱が起きるほどの凄さは、ちょっと想像できません。

リンカーン 

リンカーンが生まれ、そして暗殺された1809年から1865年は、日本の元号では文化から慶應ですね。慶応は4月7日からだそうです。そしてリンカーンは、4月15日に暗殺されています。

将軍で言うなら家斉家慶家定家茂という時代にリンカーンは生まれ、生き、そして死んだことになります。

映画の中で「神は不完全な黒人を作った。だから神も完全じゃない」などという議員の発言もありました。また、奴隷制を反対していたのが共和党で、それを阻止しようとしていたのが民主党だというのも、驚きでした。
奴隷制存続を主張するアメリカ南部諸州のうち11州が合衆国を脱退、アメリカ連合国を結成し、合衆国にとどまった北部23州との間で戦争となった。
多くの北部人の中でも共和党の指導者は奴隷制を国の巨悪と考え、少数の南部大規模プランテーション所有者がその悪を拡げる目的で国の政治を牛耳っていると見なした。南部の者から見ると、北部は人口が増え、工業製品の生産高が急速に伸びているので、南部の相対的政治力が減退することを恐れていた。
マディソン・ディクソン線

メイソン・ディクソン線というのがあって、合衆国はこのラインの北と南で2つの地域にわかれていたようです。
1781年にペンシルベニアが奴隷制を廃止すると、デラウェアは奴隷州ではあったものの、この線のうちの西寄りの部分とオハイオ川とが自由州と奴隷州とを画別する境界となった。
リンカーンが大統領になる伏線として、カルフォルニアをフランスから買ったことと、テキサスがメキシコから独立したことで、北部と南部の均衡が敗れます。そこにリンカーンが奴隷制度の拡大を反対するとして大統領に選出されるに及んで、南部の各州が連邦から離脱し、アメリカ連合国を作り、独自に大統領を選出するに至ったとのこと。

しかし、一部の奴隷州も合衆国に残ることとなり、リンカーンの苦慮は大変だったようです。さしずめ安倍さんならお腹が痛くなるような状況ですね。

将軍

左がグラント将軍、右がリー将軍。リー将軍も奴隷制度には反対であったらしいですが、故郷バージニアに対する愛と忠誠で南軍で戦うこととなりました。勝ったグラント将軍は18代大統領になりますが、アメリカ大統領としては最悪だったと言われています。

結果として黒人奴隷は開放されるに至ったけれど、差別は残ったわけです。

ツイッターは怒りのたまり場か

黒人の大統領を選出したアメリカにおいてインド系のミス・アメリカが選ばれるとtwitterには差別発言が集中したようです。

北京大学が「新浪微博(ウェイボー)」を調査した結果、
悲しみ、嫌悪、喜び、怒りの4つの感情に分類してそれぞれの影響力を調べた。その結果、悲しみと嫌悪はほとんど広がりを見せず、それに比べると喜びは広がる傾向があることが判明。しかし最も広く、急速に広がるのは怒りの感情だった。
とのことです。ワタシは、人間がかくも発展してきた一番重要な感情は「喜び」であるという仮説を持っていますが、どうもクセモノは「怒り」なんですね。そして「怒り」を発散させると「喜び」になるという、相乗性の始末の悪さを持っているようです。

怒り

特にtwitterなどの匿名性がある程度確保される場合、人は人格を変えることがあるようで、かつてそのことを「マルチ・フェース」と呼んでいた人がいました。つまり、多面体です。

実名性もしくは対面のコミュニケーションにおいては「オーバル・フェース」での対応になりますね。
差別発言の多い地域を米国の地図上に分布図で示した結果、差別発言は都会よりも地方の方が多いという結果が出た。これは地方の偏狭性と、よそ者を恐れる心理に起因する
この報告はちょっと違うように思います。地方は辺境であると同時に排他的でもあるけれど、だからといって差別的である根拠が希薄と思います。むしろ、元の奴隷州に根強く差別意識が残っているのではないかと思うのですが、根拠はありません。

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